
困っ太くん
アンダルシアには白い村を結ぶプエブロス・ブランコス街道ってのがあって、その玄関口の街アルコス・デ・ラ・フロンテーラが綺麗な村って聞いたんだ。

哲太郎
はい、とても綺麗で眺めの良い村です。歩いても1日あれば十分に回れます。散策するだけでも楽しいのですが見どころを7つばかりご紹介しますね。
アルコス・デ・ラ・フロンテーラについて

- アルコス・デ・ラ・フロンテーラは、スペイン南部のアンダルシア地方の白い村の1つ。アルコスはアーチ、フロンテーラは国境という意味だそうです。
- 白壁の建物が建ち並ぶ街を散策するのが楽しいですが、丘の頂上のカビルド広場を中心に、城塞跡やサンタマリア教会など見どころも多い村です。またこの村の国営ホテル「パラドール」は絶景をを望むことができることで大人気です。
- 歴史保存地区に指定されたプエブロス・ブランコス街道(白い町の街道)の玄関口となっている村です。それらの壮大な景観とともにアンダルシア地方有数の観光地となっています。

哲太郎
この街では飛び込みで「パラドール」に泊まることができました。旅通の人に聞いたら奇跡だそうです。旧貴族の屋敷や教会などを改造した国営ホテルは予約が取れないほど人気です。

アルコス・デ・ラ・フロンテーラの歴史
- カディス県の他の自治体と同じように、先史時代から人が定住していた。ローマ人は別荘をつくった。アラブ人はさらに顕著な存在であった。彼らは町の通り、軍事要塞、市壁といった構成を組み立てたのである。ウマイヤ朝の属州期(711年-757年)には、シドニアのクーラ(スペイン語: Cora (división territorial))(郡に相当)に属した。
- 11世紀には後ウマイヤ朝の崩壊後タイファ(ベルベル人系)として独立。ムラービト朝・ムワッヒド朝の支配を経て、13世紀、カスティーリャ王アルフォンソ10世のアンダルシア遠征の際征服された。後に市壁は拡張され、カトリックの修道会が15世紀から18世紀までやってきて町へ定着した。(Wikipedia抜粋)
哲太郎のスペインドライブ旅行ルート
- マドリード 2泊 マドリード観光
- マドリード近郊の街 トレド、セゴビア観光 各1日
- マドリード → コルドバ泊 列車で移動 コルドバ観光
- コルドバ → セビリア泊 列車で移動 セビリア観光
- セビリア → へレスデラフロンテーラ → カディス → アルコスデラフロンテーラ泊 レンタカーで移動
- アルコスデラフロンテーラ → ロンダ → ミハス泊
- ミハス → マラガ → カピレイラ泊
- カピレイラ → グラナダ泊 レンタカー返却
- グラナダ → バルセロナ 2泊
アルコス・デ・ラ・フロンテーラの行き方
- 基本的にはバスで行く。
- バス:ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ ー アルコス・デ・ラ・フロンテーラ(Los Amarillos 社のバスで30 〜50 分、ほぼ1 時間おきに運行。
- セビーリャ、ロンダ、カディスなどからもバスがでている。
- 移動費用の確認や掛かる時間など詳細はこちらからご確認ください。
アルコス・デ・ラ・フロンテーラの見どころ

アンダルシアの白い村
- アンダルシアの魅力の1つが白い村を巡ること。白い村の代表の1つがこのアルコス・デ・ラ・フロンテーラ。
- 写真の左側の黒い部分はほぼ垂直の崖。半面が崖の山の上に築かれた白い村。小さな村だが雰囲気があり、小さな路地を散策するのは本当に楽しい。

哲太郎
この写真は朝日が昇る前に一度街を街を下って、白い街並みに朝日が当たった瞬間の写真です。小高い山の上から白い街並みが流れているようで、そこに朝日は本当に奇麗でした。

パラドール
- パラドールとは 元々貴族の館だった建物や修道院などを改築してホテルとして使用した国営ホテル。内外装に栄華の歴史を感じられ、雰囲気を楽しむことができる。
- アルコスのパラドールは山の頂上の崖の上に面して建ち、最高の眺めを手に入れることができ人気がある。
- 私はこのパラドールに泊まりたくてこの日は少し無理をしてへレス、カディスと巡ってきた。

哲太郎
山頂の崖の上のパラドールからの景色は本当に絶景でした。遥か彼方まで広がるアンダルシアの平野をずっと眺めていました。ホテル代はやっぱりちょっと高かったです。

サンタマリア大聖堂
- 街の高台にある旧市街の中心部にそびえる街のシンボル的な大聖堂です。
- 13世紀からの歴史を有する教会で、18世紀に作られた大きな塔を持ち、内装も豪華な装飾が見学できます。
- 住所:Plaza del Cabildo, 11630 Arcos de la Frontera, Cádiz, Spain

哲太郎
写真ではただの古びた等に見えるかも知れませんが、近くで見ると細かな装飾が奇麗な塔でした。確か塔へは登れて眺望を楽しめた記憶があります。

サンペドロ教会
- 16世紀に建設されたこの教会は、断崖絶壁の崖の上に建設され絶景を楽しめる教会として有名です。
- ムデハル様式という建築様式で建てられ、イスラムの建築様式とカトリックの建築様式とが融合した独自の建築様式として知られています。
- 住所:Calle Maldonado, 15, 11630 Arcos de la Frontera, Cádiz, Spain

哲太郎
高台にあり街の中心の教会です。大きいという訳ではありませんが良い雰囲気の教会でした。

カビルド広場
- カビルド広場には、サンタマリア大聖堂や市議会、パラドールといった歴史的建造物が建ち並びます。
- この広場の魅力はそれだけでなく素晴らしい絶景を眺められること。
- 住所:Arcos de la Frontera Spain

哲太郎
ずっと向こうまで広がるアンダルシアの平野、小さな村が点在する緑の平原。ずっと見てられる風景が広がります。

白い街の路地散策
- 街中の家や壁、屋根も真っ白なこの村。単純に白いだけでなく窓辺や壁に花々を飾り、散策するのが本当に楽しい。
- 大きな村ではないので数時間あれば見どころも散策もできると思いますよ。

哲太郎
スペインの白い街は小さな小径のどこでも壁に色とりどりの鉢植えの花を飾っています。白い壁に花の色が映えて奇麗でした。

アンダルシアのひまわり畑
- アルコスから次の街ロンダに行く途中で、突然現れたひまわり畑。将に丘の向こうまでずっとひまわり畑が続く丘。アンダルシアの青い空とヒマワリの黄色が本当に綺麗でした。

哲太郎
次の街にレンタカーで向かっている途中に突然出てきたひまわり畑。地平線まで続く花畑には本当に興奮しました。天気が良かったのも最高でした。
アルコス・デ・ラ・フロンテーラ まとめ
- 「プエブロス・ブランコス街道(白い町の街道)」の玄関口の村、アルコス・デ・ラ・フロンテーラ。将に崖の上に造られた村。崖の上からの景色は絶景!。ずっと向こうまで広がる平野、小さな村が点在する緑の平原。ずっと見ていたい風景が広がります。
- この街ではパラドールに泊まりたいと思っていたが予約は無し。飛び込みで部屋GET。たまたまキャンセルが出たという。なんという奇跡。なんという幸運。笑 こんな奇跡はほぼないので皆さんは事前WEB予約をお勧めします。
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