ミハス! アンダルシアで最も有名な白い街 単なるリゾート地なのか? 歴史、見どころ8選

旅のblog
困っ太くん
困っ太くん

アンダルシアの白い街っていったらミハスって街が有名だよな。どんな街? 歴史は? 行き方は? 1日で観光できるの? 見どころは?

哲太郎
哲太郎

はい、とても綺麗な街です。牧歌的なイメージをしているとちょっと違うって思うかも。リゾート地なんですね。でも観光客に優しいいい街です。歩いても1日あれば十分に回れます。見どころを8つばかりご紹介しますね。

ミハスについて

ミハス市内地図
スペインの中のミハス
 アンダルシーア州
 マラガ県
面積148.885 km²
標高428m
人口77,521 人 (2014年)
人口密度520.68 人/km²
住民呼称Mijeño/a
  • アンダルシア地方のミハス山麓にある白い街ミハス。海抜420mの高台にあり、街全体が南向きの斜面にあり、明るい街です。
  • 太陽の海岸を意味する「コスタ・デル・ソル」の中心地リゾート都市マラガからも日帰りで行ける人気の街です。

ミハスの歴史

  • ミハスの集落は古代にタルテッソス人によって造られた。古代ギリシアやポエニ人が、豊富な鉱物資源目当てに村にやってきていた。
  • その後、ローマ人の「タミサ」(Tamisa)の名前で支配の後、714年より西ゴート族の支配に代わり、更にはムーア人による支配へと代わった。ムーア人はタミサの名前をミクサ変更し、後に現在のミハスという名前に変化した。コルドバ首長国の時代、村はウマル・イブン・ハサンに征服され、9世紀末にアブド・アッラフマーン3世に敗れるまでその支配が続いた。
  • 1487年マラガ包囲網の陥落の後、住民たちは降伏。数十年後のコムネロスの反乱の間、ミハスはスペイン王に忠誠を誓った。この頃から19世紀にかけて、海賊行動を監視するために、現在も海岸沿いで見ることのできる見張り塔が建設された。

哲太郎のミハスの印象

  • 白い街の代表の様なミハス。ガイドブック等を見ても綺麗な写真が沢山載っている。でもこの街に着いたときはあれって思った。街は私が白い街に望む牧歌的な雰囲気はなくリゾート地という印象。あまりいい印象ではなかった
  • でも街を散策してゆく内に少しずつ印象が変わった。街の住人が観光客にとても優しい。街を歩けば住人が気軽に「オラ!」(やあ、こんにちは)って声を掛けてくれる。壁の白さも年に何度も塗って美しさを保っているそうだ。よそ者に優しい街が嫌な街の訳がない

哲太郎のスペインドライブ旅行

  • マドリード 2泊 マドリード観光
  • マドリード近郊の街 トレド、セゴビア観光 各1日
  • マドリード → コルドバ泊 列車で移動 コルドバ観光
  • コルドバ → セビリア泊 列車で移動 セビリア観光
  • セビリア → へレスデラフロンテーラ → カディス → アルコスデラフロンテーラ泊 レンタカーで移動
  • アルコスデラフロンテーラ → ロンダ → ミハス泊
  • ミハス → マラガ → カピレイラ泊
  • カピレイラ → グラナダ泊 レンタカー返却
  • グラナダ → バルセロナ 2泊

ミハスの行き方

ミハスの見どころ 8選

白い街

  • 元々はアンダルシアの夏の暑さから逃れるための白い壁。今ではアンダルシアを訪れる観光客の期待となっている。ミハスの街並みは本当に美しい白い壁を楽しむことができる。美しい街並みを維持するため年に何度も塗りなおしているそうだ。

サン・セバスティアン通り

  • ミハスを紹介するガイドブックや絵葉書に必ず写真の載る街のシンボル的な通り。通りの名前は、角にある教会に由来する。
  • レストランや土産物屋が立ち並び、いつも賑わっているので散策していて飽きることのない通り

サン・セバスティアン教会

  • 17世紀に再建されたというサン・セバスティアン教会。真っ白な外観に大きな鐘が青空に映える建物
  • 外部だけでなく、建物内部も真っ白な空間は思わず「おおっ」っと声が出るほど可愛らしい雰囲気です。

白い小路の散策

  • この街の通りはどの通りもゴミ1つ無く綺麗に清掃されており、窓辺や壁に花が飾られ写真映えします。
  • 夏のアンダルシアの真っ青な空、真っ白な壁、壁の赤い花、お店もない住宅地を歩くだけでもテンションが上がります。笑

ミハス闘牛場

  • この街の闘牛場は「可愛い闘牛場」。牛と闘牛士の真剣な戦いの場が可愛いというのは失礼極まりないが可愛いという印象を持ってしまった。
  • 闘牛は行われていなかったがチケットを買い入場すれば、牛舎や闘牛士の控え部屋、闘牛を実際に行う砂場にも入れるなど、そこそこ楽しめた。

ビルへン デ ラ ペーニャ広場

  • ロバのオブジェが目印の街の入り口にある広場で、バスターミナルやツーリスト・インフォメーション、観光バスの駐車場、ロバタクシーの乗り場などがある。
  • ミハス観光の起点となる広場です。

コンステシオン広場

  • ビルへン デ ラ ペーニャ広場よりも上に登った所にある小さな広場。カフェの青い椅子、青い植木鉢が白い壁に映えてました。広場を囲んでカフェや土産物店が並び、散策の合間の一休みにお勧めです。

ラ ペーニャ聖母礼拝堂

  • 岩山をくり抜いて造られた聖母マリアの洞窟礼拝堂。16世紀にたった一人の修道士が岩を彫りぬいて造ったそうです。
  • 中に入ると祭壇にミハスの守護聖母ラ・ペーニャの聖母子像が祀られていました。

ミハス まとめ

  • 我々がアンダルシアの白い町に期待する牧歌的な雰囲気はほとんどないリゾート地ミハス。結構な高級車やスポーツカーが駐車場に停まり、白過ぎると感じるほどの街並。余り第一印象はあまり良くなかった。
  • でもとにかく人が優しい。街を歩けば誰もが「オラッ!」って声を掛けてくれる。白過ぎる街並も我々観光客を喜ばそうと年に何度も塗っていると聞くと悪い気がしない
  • アンダルシアの青い空、白い壁、壁の花々、街はカメラをどこに向けても写真映えする。写真が上手になったのではと錯覚させてくれる街。お勧めです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました