ロシアのモスクワってちょっと怖いイメージあるよな。本当はどうなの。見どころとか教えてくれよ。
私もロシアには怖いイメージ持ってました。予定通りに旅行しないと捕まるとか。笑
でも赤の広場横はブランドショップ街だったり、人も親切で、全く怖くない街でした。
モスクワについて
- ロシアの首都モスクワは、800年以上の歴史を誇る大都市、壮大な建物、公園、宮殿という形でこの街の景観に歴史の足跡を残しています。
- モスクワの中心部にある赤の広場やクレムリンは世界的に有名なロシアのシンボルです。社会主義のイメージが強いロシアですが、モスクワは文化的・芸術的な雰囲気に満ちあふれている都市でもあります。今回はそんなモスクワの見どころを10選ご紹介します。
ロシアの首都、モスクワは、美しい街で国際色豊かです。ここには歴史的な建造物から芸術、歴史、美食まで、魅力的な観光名所がたくさんありますよ。
モスクワの行き方
ロシアビザの取り方&必要書類(在日ロシア大使館HPより)
- 日本国籍の方がロシア連邦に入国するためには、東京、札幌、函館、大阪、新潟いずれかの在日ロシア領事部(館)にビザを申請する必要があります。
- 申請者のパスポート原本
パスポートの有効期限は、申請するビザの出国期限より6ヶ月以上必要です。またパスポートの査証欄には、少なくとも見開きで2ページ以上の余白を必要とします。 - 電子査証申請書(EVA)
申請書は、ロシア外務省領事局の専用サイト https://visa.kdmid.ruにて取得し、ロシア語、もしくは英語で入力し、印刷してください。 - 写真1枚
写真(パスポート用のサイズ4,5х3,5cm)を申請用紙に貼ってください。 - 旅行者(特に個人旅行者)は、上記の書類のほかに旅行会社が発行する旅行確認書(ファックスコピー可)が必要となります。
確認書は、ロシア連邦観光省による登録(旅行リファレンス番号)のある受入れ先の情報が記載される書類で(見本-「外国人旅行者受け入れ確認書」)、受入れ先の責任者の署名および社印がなければなりません。 - さらに、旅行会社が発行するバウチャーのコピーを提出していただきます。
バウチャーには下記の情報がなければなりません:- 旅行者のデータ(氏名、生年月日、パスポート番号)
- ロシア入国日および出国日;
- 観光ルート、移動手段、宿泊場所、観光プログラム;
- 旅行会社の署名と印;
- 支払済み証明;
- ロシアの受入れ旅行会社名とその旅行レファレンス番号。
- シングル、ダブルにかかわらず、複数の会社に観光サービスを依頼している場合、それぞれの会社からの書類が必要となります。
- 査証申請 – 在日ロシア連邦大使館 (mid.ru)
ビザとるのに、旅行会社のバウチャーとか必要で、現地での行動やホテルとか事前に登録しなきゃならないんだな。ちょっと面倒くさいなあ。
モスクワの行き方
- 日本からモスクワへの直行便
出発地 | 航空会社 | アライアンス | 飛行時間 |
---|---|---|---|
成田 | JAL | ワンワールド | 10時間30分 |
モスクワにはJALが飛んでるんですよね。私はJALのマイルを貯めてマイレージで行きました。西ヨーロッパよりも必要マイルも少なくて良かったですよ。
モスクワの歴史(ウキペディア抜粋)
- 1613年には、全国会議がロマノフ王朝を確立して、ミハイル・ロマノフをロシア皇帝に選出した。 1712年、ロマノフ朝第5代皇帝ピョートル1世がサンクトペテルブルクに遷都。
- 1918年、ソビエトによってペトログラードからモスクワに首都機能が移転される。1922年には正式に首都として定められ、再びソビエト連邦とロシア・ソビエト社会主義共和国(現在のロシア連邦)の首都となる。
- 1991年、ミハイル・ゴルバチョフ大統領辞任によりソヴィエト連邦が崩壊。経済の破綻が危惧されたが現在もCISの中心国家であるロシア連邦の首都として安定している。
ゴルバチョフが進めた西側に追いつくための経済政策「ペレストロイカ」は失敗に終わったけど、ソビエト連邦諸国の独立が進んで、冷戦の時代も終わったんですよね。ただ今は第二の冷戦みたいになってますが。
哲太郎 ロシア旅行日程&ルート
- 成田 ー モスクワ(3泊)
- モスクワ ー サンクトペテルブルク(寝台列車で移動3泊)
- サンクトペテルブルク ー モスクワ経由 ー 成田
ロシア旅行は単純にモスクワとサンクトペテルブルグだけですが夜行列車で移動したり、楽しい旅でした。
哲太郎 旅コラム ロシア編
レーニン廟でビリケンさんを見た?
- レーニン廟を見学した時にガラス(水晶?)でできたようなビリケンさんが展示されていたんだけど、帰国してからその話をしても誰も信じてくれない。
- ビリケンさんは大阪で作られたもの? ロシアに行ったことがある人に聞いてもそんなものは見ていないという。
- 私の見間違い? 知っている方がいらっしゃれはお教えください。
ビリケンって大阪発祥じゃなくて20世紀初頭のアメリカ発祥だったんですね。世界中でブームになったのでロシアにあっても可笑しくない。ただレーニン廟にあるとは思えんとの事です。笑
モスクワの見どころ
聖ワシリイ大聖堂
- カラフルな玉ねぎ型のドームが目を惹く「聖ワシリイ大聖堂」は、ロシアの聖堂でもっとも美しい建物のひとつと言われるモスクワの人気観光スポットです。
- 16世紀、イヴァン4世(雷帝)が、カザン・ハーンを捕虜とし勝利したことを記念して建立した。1990年にユネスコの世界遺産に登録された。
- 住所:Red Square 2, Moscow 109012, Russia
聖ワシリイ大聖堂は赤の広場の奥にあります。玉ねぎ型のドームを持つロシア正教会の大聖堂。正式名称は「堀の生神女庇護大聖堂」。カラフルな建物が目を引く人気観光スポットです。
赤の広場
- 1493年、イワン三世によって造成された「赤の広場」、世界遺産にも登録されているこの広場は、長さ695m、平均道幅130m、面積7万3,000平方メートルという巨大な広場です。
- 今は広大な石畳の広場ですが、昔は路面電車が走り、レーニン廟の前には深い堀が有ったそうです。
- 住所:Krasnaya Ploshchad, Moscow 109012, Russia
モスクワの代名詞的な広場で、最も神聖な場所と思いきや、広場の反対側はヴィトンやエルメスなどブランドショップがぎっしり。どっぷり資本主義の広場だった。笑
クレムリン
- ロシア語で城塞という意味の「クレムリン」。ロシア革命後政府の機関が設けられ、ソ連政府、ロシア政府の代名詞となりました。
- 内部には幾つもの聖堂や博物館、大統領官邸など多くの建築物が建ち並び、ロシアの政治・宗教・文化の中心ではありますが、人気の観光スポットです。
- 住所:Red Square, Moscow 103073, Russia
クレムリンは、15棟を超える建物、20の塔を擁し、総延長2キロ以上、厚みは最大6.5メートルの城壁に囲まれている要塞のような建物。ロシア大統領の官邸とされているが、現プーチン大統領はここには住んでいないそうです。
カザンの聖母聖堂
- 赤レンガに白の装飾がほどこされた新古典主義建築が目を引く、赤の広場にあるロシア正教会の「カザンの聖母聖堂」。
- 1612年、ポーランド軍の侵攻を防いだ事を記念して建てられました。一度はスターリンによって破壊されましたが、1993年に再建しました。
- 住所:Nikolskaya st., 3, Moscow 109012, Russia
モスクワの教会はこのカザンの聖母聖堂のようにピンクだったり赤かったり、西ヨーロッパでは見ない色の建物が多いです。ロシア正教会の好みなのでしょうか?笑
レーニン廟
- 赤の広場の真正面、クレムリンの城壁を背にしてあるのが「レーニン廟」、ロシア革命の指導者ウラジーミル・レーニンの霊廟です。
- 1924年のレーニンの死去後すぐに、遺体を永久保存するため木造にて建築、その後1931年に現在の花崗岩作りの廟として完成。今もなおガラスケース内に安置されているレーニンの遺体を見学できます。
- 住所:Red Square, Moscow 613310, Russia
赤の広場の周りの建物の中でこのレーニン廟は最も聖域なのでしょうか。警護も厳重で、中も凛とした雰囲気でした。
国立歴史博物館
- 赤の広場とマネージュ広場の間にある、2つの塔を持つ赤レンガ造りのまるで宮殿のような外観の「国立歴史博物館」。
- 1883年アレクサンドル3世の戴冠式に合わせて開館し、収蔵品は450万点にも及ぶモスクワを代表する博物館です。
- 住所:Red Square, 1, Moscow 125009, Russia
石器時代から20世紀初頭までの450万点もの歴史的収蔵品が展示されており、ロシアの歴史が順を追って学べる博物館です。
ウスペンスキー大聖堂
- クレムリンの大聖堂広場に接して建つ「ウスペンスキー大聖堂」。かつてのロシア帝国の国教大聖堂で、ロシア皇帝が戴冠式が行われた場所です。
- 14世紀にイワン1世が建造されるも、その後の地震で倒壊し、イワン3世の命でイタリア人建築家アリストーテリ・フィオラヴァンティによって再建されました。
- 私にとっては少し苦い思い出の場所ですが。笑
- 住所:Borovitskaya Street | Kremlin, Moscow 613310, Russia
苦い思い出というのはこの大聖堂入場の列に並んでいたときに若者に取り囲まれて押された隙にカメラのレンズを盗られてしまいました。大聖堂の中でカメラを構えて初めて気付きました。笑詳しくは以前下のブログに書いてみました。
グム百貨店
- 赤の広場に面した高級デパート「グム百貨店」。1893年に完成し、ロシア革命からソビエト崩壊などの激動の時代を乗り越えてきた歴史的建造物です。
- 写真のようなガラス張りのアーケードから、燦燦と光が入り明るく、またデパートとは思えないほど美しい建物です。
- 住所:109012, Moscow, Red Square 3
老舗のデパートといった佇まいが本当に美しいです。売っているものにも興味はありましたが、何よりこのガラス張りのアーケードが美しくてずっと見上げてました。
コムソモーリスカヤ駅
- 華麗な装飾でモスクワで最も美しい駅と言われているのが、5号線の「コムソモーリスカヤ駅」。
- 均等に並んだ68本の大理石の柱、天井を装飾するモザイク画などスターリン様式の頂点といえる建築を、シャンデリアが照らし出し、華やかで美しい空間がここにあります。
- 住所:ploshchad’ Komsomol’skaya, 3, Moscow
モスクワの地下鉄駅は1つ1つが見どころと言われています。特にこのコムソモーリスカヤ駅はこの地下鉄駅を見るために地下鉄を降りる価値があると思います。
ノヴォデヴィチ修道院
- モスクワ南西部にある1524年に建てられた世界遺産の女子修道院「ノヴォデヴィチ修道院」。
- 内部はいくつもの教会からなり、中でもスモレンスキー聖堂の美しいイコンやフレスコ画は必見です。
- 住所:Novodevichy Passage, 1, Moscow
修道院というので1つの建物かと思っていたら城壁に囲まれた公園のような広い敷地にいくつもの建物があって、それぞれにイコンやフレスコ画などの見どころも多いです。
モスクワ まとめ
- ロシア旅行に行く前に噂で聞いていた話は、旅行者が勝手に写真を撮っていたら捕まって、半年間、日本大使館を通じて出国交渉をしているなど怖い噂話を聞いていたので、ちょっと不気味なイメージのある国だった。
- いつもはホテルは現地調達の哲太郎、ロシアだけはそんな訳に行かずJTBにがっちりお願いして出発。ホテルに盗聴器が付いているかと探してみたが全くそんなことはなかった。笑
- もっとも笑ったのはロシアの象徴、怖いイメージの「赤の広場」の横は広場に面してヴィトンやエルメス、アルマーニなどブランドショップが山のようにあったこと。
- 社会主義に洗脳された人はどうなのかというと、レストランや土産物屋で話した程度だが英語で冗談を言うなど、全く西欧の人たちと変わらなかった。
- 見どころも多い街だったので、早く戦争など終わらせて我々を迎えて欲しいな。
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