ヨーロッパ鉄道旅行! 1度は乗ってみたい各国の高速列車。ユーレイルパスの買い方。陸路で国境を越えたい!

旅のblog
困っ太くん
困っ太くん

哲太郎はレンタカーでヨーロッパを回ることを紹介しているけど、鉄道旅行はやってないの?

哲太郎
哲太郎

実は鉄道旅行も大好きです。私が乗った各国の高速列車、お得なユーレイルパス、座席の種類などいろいろ紹介しますね。

ヨーロッパ鉄道旅行!

  • 周遊旅行する旅人の多いヨーロッパは、都市間の移動手段を選べることも魅力の1つです。特に人気があるのが鉄道の旅。郊外にある空港と違い、駅は都市の中心部に近くにあり、列車を降りた瞬間から新しい世界が広がります。
  • 近年のヨーロッパの鉄道の旅は高速化が進み、都市間を効率的・快適に移動し、訪問都市でたっぷり観光を楽しむことが主流となりました。

ヨーロッパ鉄道種類

高速列車

  • フランスのTGV、ドイツのICE、スペインのAVEなど、それぞれの国の鉄道を代表する看板列車
  • 高速専用線を走行し、営業最高速度は300km/h前後を誇る。

特急列車/急行列車

  • 主要駅のみに停車する優等列車、国際特急ユーロシティECや国内特急インターシティICが代表的列車。
  • 特急料金または急行料金など特別料金が必要

夜行列車/寝台列車

  • 国を跨いで移動する際に便利な夜行寝台車。ヨーロッパ中で走行している。
  • 特別料金が必要だが、ホテル代と時間を考えると利用価値は大きい。

普通列車/近郊列車

  • 近距離輸送を担う一般的なローカル線。フランスのTER、ドイツのレギオナル・バーンRBやSバーン、イタリアのレジョナーレ、スペインのセルカニアスなどがある。

2種類のユーレイルパスを使いこなそう!

ユーレイルグローバルパス
  • ユーレイルグローバルパスとは、ヨーロッパ33か国を何度でも列車で移動できるパスチケット。
  • このパスであらかじめ選んだ使用日数分の列車が乗り放題になります。使用日数は最短4日間、最長2か月間。
1等席 大人 通用日連続タイプ(15日)87,324円
2等席 大人 通用日連続タイプ(15日)68,823円
1等席 大人 フレキシータイプ(15日)97,241円
2等席 大人 フレキシータイプ(15日)76,668円
ユーログローバルパスの価格イメージ

予約:移動費用の確認や掛かる時間など詳細はこちらからご確認ください。

ユーレイルパス
  • ユーレイル国内パスとは、ヨーロッパにある1カ国内の列車を自由に乗り降りできるチケットのこと。
  • ドイツやイタリア、フランスなど特定の国にゆっくり滞在したい方にお勧めです。

予約:移動費用の確認や掛かる時間など詳細はこちらからご確認ください。

ユーレイルパスの公式アプリ(Rail Planner)で予約
  1. ユーレイルパスの公式アプリ(Rail Planner)を開く
  2. ホームにある「My Pass(マイパス)」をタップ
  3. 「Add a Pass」のボタンをタップ
  4. 名前(英語)とパス番号を入力する
  5. アプリ内の「Create a trip(新規作成)」をタップ
  6.  旅行に名前を付ける
  7. パスの利用開始手続きを行う

余談:トーマスクック時刻表

トーマスクック時刻表

  • 今はインターネットやスマホの普及で、トーマスクックの日本語版は廃盤になってしまったようだが、以前はヨーロッパ鉄道旅を計画するうえで必須のアイテムだった。
  • 国を跨いでこんな都市まで一本で行けるのかとか、この都市とこの都市の移動時間は何時間とか、本当に便利だった。
  • 旅行中もトーマスクックを見ながら次の旅行はここに行こうなど考えるのも楽しかったなあ。

ヨーロッパ列車の予約

  • まず自分が乗りたいのは①予約ができる列車、②予約可能だがしなくても乗れる列車、③予約できない列車なのかを確認。
  • 乗りたい列車のクラス(特等、一等、二等など)を考える。哲太郎は乗る距離によって、1時間なら二等でいいやとか、3時間以上乗るので一等にしようなど考えて買ってました。
  • TGV、ICE、AVEなど高速列車利用時はインターネットで日本から事前予約をお勧めします。早割的なものもあって、現地で発券するよりお得なようですよ。
  • 治安は一等より二等とどんどん悪くなります。以前、寝台車でコンパートメント(個室)ではなく、雑居タイプにしたら人が寝ているにも関わらず泥棒が入ってきました。未遂でしたが。
  • 予約:移動費用の確認や掛かる時間など詳細はこちらからご確認ください。

座席のタイプ

コンパートメントタイプ

  • 以前のヨーロッパ鉄道の一等車に多い座席。片側が通路になっていて、各部屋を仕切る部屋になっている。
  • 部屋の前に予約者の名前の紙が張られていて、一等車のチケットを持っていれば座れる。予約されていない席を探して座る。
  • ハリーポッターでホグワーズ魔法学校へ行く列車もこのタイプだった。笑

最近の一等車イメージ

  • 日本の新幹線の影響か、最近は写真のようなイメージの座席が多い。新幹線よりゆったりしている。
  • 勿論、向かい合わせの席に変更などもできる。

各国の高速列車 代表的なもの

ユーロスター

  • ユーロスターは、英仏海峡トンネルを通ってイギリスと大陸ヨーロッパとを結ぶ最高速度300km/h の国際列車。
  • ロンドンとフランスのリール、パリ、およびベルギーのブリュッセルとの間で運行。
  • 車両は、フランス、ベルギー、イギリスの共同開発。3カ国を直通運転するため電源は各国の高速新線用と各国の在来線区間用の3電源対応。

TGV(フランス高速鉄道)

  • TGVはパリとフランス各地、また近郊国を結ぶ高速鉄道。高速列車を意味する「train は列車、grande は大きい、vitesse は速度」。
  • フランス国内に、約1,800kmのLGV網(高速新線網)が存在する。パリを中心に放射状に核となる4本の路線とその他の路線で構成。
  • 実営業最高速は300km/h前後だが、高速試験では574.8km/h達成とか。
  • TGV路線は旅客列車専用であり、遅い貨物列車の運行はされていない。登板能力も高く丘陵地帯もトンネルなしで建設することが可能。

ICE(ドイツ高速鉄道)

  • ICEはドイツ鉄道が誇る高速旅客列車
  • 車体はアルミニウム合金で軽量化が図られ、曲線的でスピード感のあるデザインで人気です。
  • 運転台後ろの客室との仕切りはガラス張りになった「ラウンジ席」で、運転台前方の風景を展望できます。
  • 制御装置はインバータ制御方式、電動機には三相交流誘導電動機を採用しています。
  • 最高速度性能は330km/h。ただ現時点での営業最高速度は300km/hに抑えられています。

AVE(スペイン高速鉄道)

  • AVEは “Alta Velocidad Española”(「スペインの高速」の意)とスペイン語の鳥の意味。
  • セビリア万博の開催にあわせて1992年4月21日にマドリードとセビリアの間 471 km が開業
  • 世界最高の350 km/hでの営業運転が実現する予定だったが現在の最高速度は310 km/h 。
  • 座席数320で、クルブ(特等車)とプレフェレンテ(1等車)とトゥリスタ(2等車)の3クラスに分かれ、クラブとプレフェレンテでは食事サービスがある。

フレッチャロッサ(イタリア高速鉄道)

  • フレッチャロッサは、イタリアの鉄道会社トレニタリアが運行する最高速度300km/hで走行する高速列車の名称。
  • 赤い矢』を意味するフレッチャロッサ銀の矢』を意味するフレッチャルジェントの2つのカテゴリー分かれている。
  • 2015年からは、新型車両ETR400(日立製)を使用したフレッチャロッサ1000が運行を開始。
  • 座席はエクゼクティブ、ビジネス、プレミアム、スタンダードの4つのクラスがある。エクゼクティブクラスには、飲み物や食事、新聞、雑誌が無料で提供、ビジネス、プレミアムクラスにはドリンクと新聞が無料で提供される。

ヨーロッパ鉄道旅行 まとめ

  • ヨーロッパには網の目のように鉄道網がひかれ、列車でどこへでも行ける。車窓の景色を楽しみながら、次訪れる街はどんな街だろうと胸を膨らませる。これが鉄道旅の楽しみ。
  • ヨーロッパの新幹線ともいえる各国の高速列車、ユーロスター、TGV、ICE、AVE、フレッチャロッサ。これらに乗るためにヨーロッパに行く価値があるとすら思う。
  • それぞれの高速列車には乗ってみたが、あまり列車の種類に興味がなくて、今回、このブログを書くために色々調べて、あの列車は日本製だったのかなど初めて知ったら。またヨーロッパ列車旅をしたくなった。ユーレイルグローバルパスを駆使してゆったり旅してみたいなあ。

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