フィレンツェ! 花の街、芸術の街、ルネッサンス発祥の街、歴史、行き方、見どころ12選!

旅のblog
困っ太くん
困っ太くん

イタリアと言えば芸術、芸術と言えばフィレンツェだよな。フィレンツェに行きたいんだ。歴史や行き方、見どころなど紹介してくれよ。

哲太郎
哲太郎

実は私もイタリアでフィレンツェが最も好きな街なんです。見どころは尽きないんですが、今回は厳選12選の見どころを紹介させていただきますね。

フィレンツェについて

フィレンツェ市内地図
イタリアの中のフィレンツェ
 イタリア
 トスカーナ
大都市フィレンツェ
気候分類zona D, 1821 GG
人口382,258 人 (2017-01-01)
人口密度3,732.6 人/km2
住民呼称fiorentini
守護聖人洗礼者聖ジョヴァンニ
祝祭日6月24日
座標北緯43度46分17秒 東経11度15分15秒座標
標高50 (30 – 343) m
面積102.41 km2
  • イタリアの中部トスカーナ州にある花の都「フィレンツェ」。名前の由来はローマ時代に付けられた「フロレンティア(花の女神)」に由来します。
  • ルネサンス発祥の地として、歴史を感じさせる建築物が数多く残り、街自体が「屋根のない美術館」と言われ、市街の中心部は「フィレンツェ歴史地区」として、ユネスコの世界遺産にも登録されています。
  • 私がイタリアで最も好きな街「フィレンツェ」。見どころの紹介も絞り切れず12選といつもの倍くらいになってしまいました。笑 行って欲しい街No.1です!!

フィレンツェの歴史

  • フィレンツェの歴史はメディチ家の歴史と言っても過言ではありません。15世紀初頭にジョヴァンニ・デ・メディチ(1360~1429)が銀行業で成功を収め、メディチ家の繁栄が始まりました。
  • ジョバンニの長男のコジモ(1389~1464)は、銀行業をさらに発展させ、フィレンツェ共和国の政治にも口を出し始めました。やがて政治的に敵対する者たちから、メディチ家の独裁を批判する声が上がり、コジモは一時的にフィレンツェ共和国を追放されたのでした。
  • コジモはフィレンツェに帰国した後は政治の表舞台に出ることはなく、パトロンとして芸術の発展に貢献。それがフィレンツェにルネサンス芸術が開花してゆくこととなりました。

フィレンツェの行き方

哲太郎のイタリアドライブ旅行 ルート

  1. 成田 → パリ → ローマ泊
  2. ローマ → ナポリ泊
  3. ナポリ → ポンペイ → アマルフィ泊
  4. アマルフィ → マテーラ → アルベロベッロ泊
  5. アルベロベッロ → リミニ → サンマリノ共和国泊
  6. サンマリノ → サンレオ → サンジミニャーノ泊
  7. サンジミニャーノ → フィレンツェ
  8. フィレンツェ → ピサ → シエナ泊
  9. シエナ → ペルージャ泊
  10. ペルージャ → ローマ

フィレンツェの見どころ 12選

サンタ マリア デル フィオーレ大聖堂(ドゥオーモ)

  • ドゥオーモはフィレンツェのシンボル的な建造物で、「サンタ・マリア・デル・フィオーレ」とは、イタリア語で「花の聖母マリア」を意味ます。
  • フィレンツェと言えばのドーム型のクーポラもこの大聖堂の一部、建築家ブルネレスキの設計です。高さ91mのクーポラは463段の階段で上ることができ、フィレンツェの街を一望することができます。
  • 住所:Piazza del Duomo, 50122 Florence

ジョットの鐘楼

  • 1334年建築家ジョットが鐘楼の建設に着手。白、緑、ピンク3色の大理石で装飾され、イタリアで最も美しい鐘楼と言われています。
  • 84.70mのジョットの鐘楼の上からは、隣のクーポラの最高撮影ポイント。クーポラかジョットの鐘楼かどちらを登るか迷ったらこちらがお勧めです。
  • 住所:Piazza del Duomo, Firenze

ウフィツィ美術館

  • この美術館のウフィッツィ(=オフィス)の名前の由来は、元々この建物が当時この街を治めていたメディチ家が、役所として建てられた建物にメディチ家の美術品コレクションを展示したことから始まります。
  • 現在は13~18世紀のイタリア美術を収蔵する世界屈指の美術館。最も有名な作品はボッティチェッリ作の「ビーナスの誕生」と「春」です。
  • 住所:Piazzale degli Uffizi, 6, 50122 Firenze

アカデミア美術館

  • 16世紀初頭、ミケランジェロが26歳の時の作品「ダビデ像」のオリジナルが展示されている美術館として有名。
  • ダビデ像以外にも、ミケランジェロ作「奴隷像」や、ボッティチェッリやオルカーニャの作品等、多くの名作が展示されています。
  • 住所:Via Ricasoli 58 – 60, 50122 Florence

ポンテ ヴェッキオ(ヴェッキオ橋)

  • ポンテ(橋)ヴェッキオ(古い)の名の通りローマ時代からあるフィレンツェで一番古い橋で、アルノ川に架かる人気の観光名所です。
  • 橋の上にはルネッサンス期からの伝統的なフィレンツェ彫りを施したジュエリー店が立ち並びます。
  • 橋の2階はピッティ宮殿とヴェッキオ宮殿を通るヴァザーリの回廊が通っており、2つの宮殿を外に出ることなく通うことができます。
  • 住所:Via Guicciardini, 50125 Florence,

サン ジョヴァンニ洗礼堂

  • 8角形の建物が特徴的な「サン ジョヴァンニ洗礼堂」。フィレンツェで最も古い聖堂建築のひとつです。
  • ここでは黄金の門と内部のクーポラ天井の金色のモザイク画、「最後の審判」、「洗礼者ヨハネ伝」、「キリスト伝」等をぜひご覧ください。
  • 住所:Piazza San Giovanni, 50122 Firenze

ヴェッキオ宮殿(パラッツォ ヴェッキオ)

  • 1299年から1314年にかけて建設された宮殿。粗い切り石積みの外観と、高さ94mの塔が特徴的な建物です。
  • 以前、メディチ家が住居として使用し、後にピッティ宮殿に移ったため、イタリア語で「古い」を意味する「ヴェッキオ」宮殿と呼ばれるようになりました。
  • 現在、建物内部の一部はフィレンツェ市庁舎として使用され、公開された建物内部では豪華な装飾や絵画が施された数々を見ることができます。
  • 住所:Piazza della Signoria, Florence

メディチ家礼拝堂

  • 私がフィレンツェで最も好きな施設の1つが 「メディチ家礼拝堂」。パッとしない外観なのですが内部の荘厳な大理石の礼拝堂は将に圧巻です。
  • 二人の君主ジュリアーノ・ディ・ロレンツォ・デ・メディチとロレンツォ・ディ・ピエロ・デ・メディチの霊廟とそれを飾るミケランジェロの彫刻も見どころです。
  • 住所 : piazza Madonna degli Aldobrandini 6 Firenze

ミケランジェロ広場

  • アルノ川を渡った高台にあるミケランジェロ広場。フィレンツェの街が見渡せる展望台として人気があります。
  • フィレンツェの名所をまとめて1枚の写真にできるフォトスポットです。
  • 歩くには少し遠いので、バスを紹介。フィレンツェSMN駅から12番のバスで約20分位です。
  • 住所:Viale Michelangelo, 50125 Florence

サンタ マリア ノヴェッラ教会

  • 13世紀に建てられたゴシック様式の教会です。ジョット作の「十字架像」ギルランダイオ作「聖母マリアの誕生」ブルネレスキ作の「十字架像」マザッチョ作の「三位一体」など見逃せない傑作が沢山あります。
  • お土産として大人気なのは修道院内で栽培されたハーブや花、フルーツなどで作られた石鹸、芳香剤、香水など。ここでしか買えない逸品をGETしてください。
  • 住所:Church of Santa Maria Novella, Florence,

新市場のロッジア

  • お土産探しに街の中心にあるメルカート・ヌオーヴォ(新市場)の回廊の小さな出店を巡るのも楽しいです。
  • この回廊に「幸運のイノシシ」の像があり、鼻を撫でると幸運になるとか、イノシシの口に入れたコインが下の受け皿に入ると再びフィレンツェに戻って来れるなどの逸話があり観光客に大人気です。

サンタ・クローチェ教会

  • サンタ・クローチェ広場にそびえ立つネオゴシック様式の正面が非常に美しいサンタ・クローチェ教会
  • 外観はジョットの鐘桜を設計したジョットとその弟子たちによって装飾されており、教会内にもジョットのフレスコ画「聖フランチェスコ伝」などを見ることができます。
  • 住所 : piazza Santa Croce Firenze

フィレンツェ まとめ

  • 私はフィレンツェの街が本当に好きで、フィレンツェを起点にトスカーナ地方だけを巡るドライブ旅行など、フィレンツェは4~5回行っています。何度行っても新しい発見がある街です。
  • フィレンツェの何が好きかって、そんなに大きくもない街にこれでもかって、歴史的見どころが詰まっている。どこの見どころにも昔、美術の教科書に載ってたような大作を見ることができる。こんな街、他にない。
  • フィレンツェは街の中心に泊まってもそんなにホテル代高くないレストランはどこも美味しい職人の街で、革製品などいいお土産がGETできる。そんな印象の街。
  • ピッティ宮殿のラファエロの「小椅子の聖母」が大好きで、行く度にずーと見ていて嫁さんに怒られてます。聖母にこんなカジュアルな服装させて、聖母を身近に感じさせる作品他に知らない。
ヨーロッパで見たい教科書に載ってた名画10選!
ヨーロッパ旅行に行くなら昔、美術の教科書に載っていたような名画を見たいよ。どの名画にどこに行ったら見れるのか教えてよ!美術の教科書に必ず載っていた名画10作品とそれがどこで見れるのか纏めてみました。フランス、イタリアばかりでなくオランダとかも名画が多いんですよ。

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