困っ太くん
ロマンチック街道のハイライト白亜の城「ノイシュバンシュタイン城」に行ってみたいんだ。行き方や見どころ、その歴史なんかも教えてくれよ。
哲太郎
ノイシュバンシュタイン城は本当に美しい城です。ルードヴィッヒ2世の死後、建設は中断され未完の城などとも言われていますが、見どころ沢山です。行き方、チケットの買い方など整理してご紹介しますね。
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ノイシュバンシュタイン城について
哲太郎 ノイシュバンシュタイン城考察
- ディズニーのシンデレラ城のモデルと言われるノイシュバンシュタイン城。白く美しい外観には、ロマネスク、ゴシックなどの様々な建築様式が取り入れられ、内部には豪華な装飾が施されて、世界中から観光客が訪れるロマンティック街道のハイライトですね。
- 約700年に渡たりこの地を統治したヴィッテルスバッハ家。23歳と若くして当家の当主となり、「狂王」とも呼ばれたルードヴィッヒ2世がその威信をかけて築城しました。余りの浪費家に王座を追われ、追われた数日後に亡くなった。(暗殺疑惑!?)
- 場内の観光は私が行ったときは2度ともチケット売り場の列に並んだのですが、今はインターネットで予約できるようです。言語別にガイドが付き20名ほどの集団で回ります。私の時は時間が合わずドイツ語の集団に加わったのですが、ドイツ語の解らない私に、後方のガイドさんが私たちのためだけに小声の英語で説明してくれたのもいい思い出です。
- 内部観光が終わったら、少し歩くとノイシュバンシュタイン城の美しい写真が撮れるマリエン橋があるのでそこにも行ってみるのもお勧めです。
ルードヴィッヒ2世(Wikipedia抜粋)
第4代バイエルン国王(在位:1864年 – 1886年)。神話に魅了され長じては建築と音楽に破滅的浪費を繰り返した「狂王」の異名で知られる。ノイシュヴァンシュタイン城やバイロイト祝祭劇場を残し、後者には文字通り世界中より音楽愛好家が集まっている。若い頃は美貌に恵まれ、多くの画家らによって描かれた。
ノイシュバンシュタイン城 行き方
- 鉄道:ミュンヘン中央駅からフュッセン駅までは特急で約2時間、バスに乗換えて麓の街、ホーエンシュヴァンガウまで10分ほどでアクセスします。
- バス:ロマンチック街道を走るヨーロッパバスを利用すればヴュルツブルクからでもミュンヘンからも連れて来てくれます。
- レンタカー:アウグスブルクからも、ミュンヘンからも車なら2~3時間程度で来ることが可能です。
ノイシュバンシュタイン城 見どころ
ノイシュバンシュタイン城 遠景
- 最も有名で一般的なこの写真は後で紹介するマリエン橋で撮った写真です。
- 城の背景に平野、朱色の屋根の街、湖を見ることができてベストフォトスポットとして有名。
ふもとから城までの行き方
1.徒歩で山道を登る
ふもとのホーエンシュヴァンガウから徒歩で山の上の城まで30分ほど坂道を登ります。きちんと舗装されている道ですがまあまあ疲れます。
2.馬車を使う
馬車で行くこともできます。ふもとに馬車が沢山います。所要時間20分程度。料金は上りと下りで異なり、上り:7ユーロ、下り:3.5ユーロです。
3.シャトルバスを使う
シャトルバスでも上れます。10分ほど行けますが、停留所から城の入り口までは更に少し歩く、混雑で数台待たねば乗れないことがあるなど欠点もあります。料金は往復3ユーロです。
偽りの城
- 細長い形をしたノイシュバンシュタイン城は見る角度によって異なった姿を見せてくれるため、偽りの城などと呼ばれることがあります。
- 私は初めての訪問では歩いて上りましたが、だんだん近づいて木々が間から見える城は、見える度に姿を変え、気持ちも爆上がりでした。笑
城内観光1
- 城内の見学は完全ガイドツアー制になり、自由見学はできません。
- チケットは麓のホーエンシュヴァンガウにあるチケット売場か、場内のチケット売り場で購入します。
- 指定されたツアー開始時刻までは、2階の中庭で順番を待ちします。ガイドツアーはドイツ語または英語ですが、日本語のオーディオガイドの貸し出してくれます。
城内観光2
- 残念ながら場内は写真撮影禁止です。写真は絵葉書の転用です。
- 黄金で装飾された玉座の間、歌人の間、絵画からインスピレーションを得た洞窟など、驚かされる見どころがいっぱいです。
城からの風景
- 城内観光の最中でも城内でなければ写真撮影可能です。城内観光中でも何度かフォトタイムが訪れます。笑
- 小高い山の上にあるノイシュバンシュタイン城からは周りの街や平野、湖を見下ろす風景となり、本当に美しい。
マリエン橋
- ルートヴィヒ2世の命により1866年に掛けられた鉄橋。 ノイシュヴァンシュタイン城のベストビュースポット、べストフォトスポットとして有名。
- マリエン橋の名はルートヴィヒ2世の母である マリー・フォン・プロイセンにちなむ。
ノイシュバンシュタイン城 まとめ
- 約700年に渡たりこの地を統治したヴィッテルスバッハ家の若き当主ルードヴィッヒ2世がその威信をかけて築城したノイシュバンシュタイン城。狂王と呼ばれ王座を追われた数日後に死んで、城の建設も中断してしまうなんて、なんだか暗殺ではないかといった闇を感じますよね。(哲太郎的勝手な見解)
- そんな闇は別として、外観、内装も美しく、人気があるのでいつも混んでいます。チケットの予約など、事前にインターネットで予約できるものなどは事前に準備しましょう。
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