そういえば哲太郎。ヨーロッパのいろんな街を紹介してくれたけど肝心のパリを紹介してないのはなぜなんだ。パリを紹介してくれよ。
実はパリは見どころが多すぎてどう纏めたらいいか解らないんです。何回かに分けて書いてみますのでよろしくお願いします。笑
パリ その1
国 | フランス |
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地域圏 (Région) | イル=ド=フランス地域圏 |
県 (département) | パリ(県庁所在地) |
郡 (arrondissement) | 20区役所所在地 |
自治体間連合 | メトロポール・デュ・グラン・パリ |
人口 | 市:2,148,271人 都市圏:12,532,901人 |
人口密度 | 20,382人/km2 |
住民の呼称 | Parisiens |
座標 | 北緯48度51分44秒 東経2度21分04秒座標 |
標高 | 平均:33 m 最低:28 m 最高:131 m |
面積 | 市:105.4 km2 都市圏:17,174km2 (10,540ha) |
- パリは、フランスの首都。フランス最大の都市であり、同国の政治、経済、文化などの中心地。ロンドンと共に欧州を代表する世界都市。 ルーヴル美術館を含む1区を中心として時計回りに20の行政区が並び、エスカルゴと形容される。
ヨーロッパに行くときってパリが玄関口になることが多いですよね。私もそうでした。そして初めて行ったヨーロッパ「パリの街並み」に感動してヨロッパにハマった私です。
パリの歴史
- ブルボン朝
- ブルボン朝の初代王・アンリ4世(在位:1589年~1610年)は、広場や病院の建設をするなど、パリで多くの公共事業を行いました。17世紀は三十年戦争による社会的混乱がありましたが、ルネサンス文化が花開き、文化・文芸の都としてヨーロッパ中でパリの名が知れ渡りました。
- フランス革命
- 18世紀末にパリ市内でバスティーユ襲撃に端を発しフランス革命(1789年~1795年)が勃発。パリ民衆の蜂起により、800年の伝統を持つ王政が崩壊し、フランス史上初の共和政体が成立。フランス史における最も重大な転換点となりました。
フランス革命でマリーアントワネットも、ルイ16世も処刑されてしまったんだよな。「食べるものが無ければケーキを食べればいいんじゃない」とか言ってるから民衆の反感を買ってしまうんだよな。将にベルサイユの薔薇の世界!
パリの行き方
日本からパリへの直行便
出発地 | 航空会社 | 目的地 | 時間 | 曜日 | 機材 |
成田 | エールフランス | シャルルドゴール | 約12時間35分 | 毎日 | B777-300、B787-8 |
成田 | JAL | シャルルドゴール | 約12時間35分 | 毎日 | |
羽田 | エールフランス | シャルルドゴール | 約12時間35分 | 毎日 | B777-300ER、B777-200ER |
羽田 | JAL | シャルルドゴール | 約12時間35分 | 毎日 | B777-300 |
羽田 | ANA | シャルルドゴール | 約12時間25分 | 毎日 | B777-300 |
関西 | エールフランス | シャルルドゴール | 約12時間35分 | 毎日 | B777-200 |
代表的なパリへの中継訪問可能な航空会社
航空会社 | 中継地 | 移動時間 |
スカンジナビア航空 | ストックホルム | 14時間10分 |
ルフトハンザドイツ航空 | フランクフルト | 14時間20分 |
フィンエアー | ヘルシンキ | 15時間5分 |
ターキッシュ エアラインズ | イスタンブール | 17時間45分 |
エミレーツ航空 | ドバイ | 20時間 25分 |
カタール航空 | ドーハ | 20時間39分 |
やっぱりパリは成田も羽田も関空もJALもANAもエールフランスも飛んでますね。中継を考えれば世界中どこからも行ける街です。「すべてのそら道はパリに通ず」ってところですね。
空港からパリ市内の行き方
タクシー
- 乗り場:CDG1到着フロアの24番ゲートまたはCDG2到着フロア11番ゲート
- 時間:市内中心部まで約40~50分(行き先、道路状況により異なる)。
- 料金:パリ右岸55ユーロ、パリ左岸62ユーロ(定額制)
バス
- 会社:バス運航会社「Roissybus」
- 時間:オペラ座まで約60分
- 料金:16.2ユーロ
電車
- 会社:RER(高速鉄道)B線がパリ市内まで運行
- 時間:市内中心部まで30~50分 ※行き先により異なる
- 料金:大人11.45ユーロ/子供8ユーロ
私は電車でパリ市内に入ることが多いです。バスも1~2回使いましたがやっぱり電車がお勧めですね。
パリの見どころ その1 絶対行きたい10選
凱旋門
- 正式名は「エトワール凱旋門」。色々な国にあるが凱旋門と言えばこれを指すほど、圧倒的な知名度を誇るパリのシンボルです。
- 凱旋門の周りはヨーロッパ最大級のロータリーになっており、凱旋門を中心に放射状に道が伸びています。また272段の階段で凱旋門の上に登ることも可能で、パリの街並みを一望できます。
- 住所:Place Charles-de-Gaulle, 75008 Paris, France
凱旋門の周りってでっかいロータリー(世界最大?)&放射状の道になっているんです。私もレンタカーで走ってみましたが三重の車線になっていて中々行きたい道に行けず、凱旋門の周りを3周も回りました。笑
エッフェル塔
- 建築家ギュスターヴ・エッフェルがデザインした高さ324mの「エッフェル塔」。建設当時は不評だったが、現在はパリを象徴する建物。
- 塔の足に設置されたエレベーターで斜めに上に上がっていくと、パリの街が眼下に広がる。凱旋門、セーヌ川、シャンゼリゼ通り、ルーブル美術館など有名施設が一望できます。
- 住所:Champ de Mars, 5 Avenue Anatole France, 75007 Paris, France
1889年に建てられたときはエッフェル塔が世界一高い建造物だったそうですよ。同一色に見えますが下の方が暗い色で上に従ってだんだん明るくなっています。7年に一度、60トンもペンキを使って塗り直しするそうです。2000年のミレニアムでは派手な仕掛け花火が綺麗でした。
シャンゼリゼ通り
- ギリシャ神話の「極楽浄土」という意味のシャンゼリゼ通り。パリで最も華やかな通りです。凱旋門からコンコルド広場までの2km位なので歩いてみるのがお勧めです。
- 通りにはお洒落な店が並び、ウインドショッピングだけでも楽しい通りです。また有名なフーケ、ラデュレ、レオンなどのカフェでパリを楽しみながらお茶するのもお勧めです。
- 住所:Avenue des Champs Elysees, 75008 Paris, France
写真は凱旋門の上からシャンゼリゼ通りをクリスマスツリーに見立てて写した写真です。道の先のコンコルド広場の観覧車がツリーのTOP。シャンゼリゼの並木の装飾がツリーのイルミネーション。ちょっと気に入っている写真です。
セーヌ川
- サンルイ島を通るシュリー橋からエッフェル塔のふもとに通じるイエナ橋までは、「パリのセーヌ河岸」としてユネスコの世界遺産に登録されています。
- バトー・ムーシュ(Bateaux Mouche)などのクルーズ船を利用すれば河からパリの街が楽しめます。また、天気が良い日はシテ島辺りのセーヌ河岸を散歩するのも気持ち良いですよ。
- 住所:La Seine, Paris, France
セーヌ川クルーズしながら食事を楽しむ「バトー・ムーシュ」ではジビエ( 狩猟 にて捕獲した食材)を食べました。「パリの夜景を船から眺めながらジビエを食す」、なんて贅沢なんでしょう。(自己満足)
ノートルダム大聖堂
- 地下鉄Cite(シテ)駅を出てすぐ、シテ島にあるユネスコ世界遺産の大聖堂です。美しいその姿は大聖堂だけで撮るもの良いですが、やはりセーヌ川を入れて撮影するのがお勧めです。
- 入場は無料、入り口の彫刻、内部のステンドグラス、本当に美しいです。大聖堂は有料ですが、上に登ることができます。セーヌ川を中心としたパリの街が鑑賞できます。
- 住所:6 Parvis Notre-Dame – Place Jean-Paul II, 75004 Paris, France
ノートルダム大聖堂って、2019年4月の火災で焼け落ちた大聖堂だよな。俺、ディズニー映画『ノートルダムの鐘』が好きだったんだ。早く治って欲しいなあ。
オペラ座
- 1875年完成、建築家シャルル・ガルニエが設計したネオ・バロック様式の建物「オペラ・ガルニエ(Opéra Palais Garnier)」。毎晩のようにオペラ、バレエ、コンサートが行われています。
- 内部は絢爛豪華という言葉はオペラ座の為にあると言っても過言ではないと思える豪華さ。特にオペラ休憩中に使われるグラン・フォワイエで、シャンパン片手にオペラの感想などを語り合えば貴族にでもなった気分になれます。
- 住所:Place de l’Opéra, 75009 Paris, France
ヨーロッパ旅行の時、必ず持ってゆく本の1つが「オペラ101物語」。訪問先のオペラ座でやっているオペラの演劇のストーリーをこの本で確認してチケットを買うか決めている。笑
コンコルド広場
- 18世紀に「ルイ15世広場」として生まれました。広場を設計したのはアンジュ-ジャック・ガブリエル。当時としては斬新な設計でした。
- この広場はフランス大革命時代にルイ16世、マリー・アントワネットらがギロチン台で処刑された「革命広場」。その後、血生臭い記憶を忘れるために協調、共和の意味の「コンコルド広場」に改名されました。
- 住所:Place de la Concorde, 75008 Paris, France
「パリで一番古いモニュメントは何?」。答えは「コンコルド広場のオベリスク」だってさ。元はエジプトのルクソール宮殿にあったオベリスクを切り出しパリまで運んだんだってさ。パリにあっていいのかなあって俺は思うぜ。パリは好きだけど。
サントシャペル
- 「聖なる礼拝堂」という意味を持つ「サントシャペル」は、セーヌ川の中州にあるシテ島に位置し、360度に広がる荘厳なステンドグラスを見ることができます。
- ゴシック建築の傑作とも言われるこの教会は、空高く突き出した尖塔が印象的。内部は繊細な彫刻装飾やモザイクタイル、ステンドグラスと呼応したような柄が施された床など、小さな教会ながらも十分に見ごたえがあります。
- 住所:6 bd Palais, 75001 Paris
ここの思い出はこのステンドグラスより警察官。何のイベントなのか30人くらいの警官が集まっていたので一緒に写真を撮ってもらった。「フォト、フォト」と言って集まってくれてみんな優しかったなあ。笑
サクレクール寺院
- サクレ・クール寺院は、パリ市内18区モンマルトルの丘の上にそびえる教会堂。ロマネスク様式・ビザンティン様式のバジリカ大聖堂。
- 重さ約18トンを誇る教会の大鐘は通称「サヴォア」と呼ばれ、1895年にサヴォワ地方で造られた世界最大級の鐘との事。
- 住所:35 r Chevalier de La Barre, 75018 Paris
サクレクール寺院のあるモンマルトルの丘は絵描きの聖地。似顔絵描きが1人3000円/枚(確かこの位)、2人一緒に描いてやると言ってきたので嫁さんと描いて貰ったら、描きあがったあと2人だから6000円って、騙された。笑 こんなのも旅の思い出。
パレ・ロワイヤル
- 1643年に当時5歳のルイ14世がルーヴル宮殿から移り住んだことで、パレ・ロワイヤル(王宮)と呼ばれるようになった。
- 回廊の1階にはオシャレなブティックやカフェ、アンティークショップが並び、散策しながらショッピングを楽しむとパリに来たって気持ちになれます。
- 住所:Place du Palais Royal – 75001 Paris
今はブティックなどが並ぶおしゃれな場所ですが、このフランス革命の切っ掛けの場所ってご存じですか。1789年7月、王政に不満を持つ民衆が「武器を取れ!」決起したのが、この回廊の西寄りにあるカフェ・ド・フォワの前。翌日7月14日バスチーユ監獄襲撃事件が起こり、フランス革命へと発展したのでした。
パリ その1 まとめ
- パリは本当に難しいんです。日本からすると「ヨーロッパの玄関」なのでみんなが自分なりのパリの名所を持っている。私の絶対外せないが誰もの絶対外せないでないことはご了承ください。笑
- ルーブルやオルセーなどの美術館はどうしたって思われたと思いますが、これはまた別にご案内させていただきます。
- 私がヨーロッパ大好きになったのはやはり初めて行ったヨーロッパの街「パリ」の街に感動したから。近代的な建物がなく、隣の建物と高さも窓の高さもそろっている。これはすげえってホントに思いました。
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