パリは前回ツアーで行ったんだ。2度目のパリだからツアーじゃ行かないような見どころを紹介してくれよ。
はい、ディープかどうか判りませんが、私が行って良かったところを紹介します。サンマルタン運河とか、マレ地区とか何度も行ってます。
パリ その3 二度目のパリ
国 | フランス |
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地域圏 (Région) | イル=ド=フランス地域圏 |
県 (département) | パリ(県庁所在地) |
郡 (arrondissement) | 20区役所所在地 |
自治体間連合 | メトロポール・デュ・グラン・パリ |
人口 | 市:2,148,271人 都市圏:12,532,901人 |
人口密度 | 20,382人/km2 |
住民の呼称 | Parisiens |
座標 | 北緯48度51分44秒 東経2度21分04秒座標 |
標高 | 平均:33 m 最低:28 m 最高:131 m |
面積 | 市:105.4 km2 都市圏:17,174km2 (10,540ha) |
- 初めてのパリはツアーで行ったという人も、2度目は個人旅行で行ってみたい、ちょっとディープなパリを感じてみたい、そんな人にお勧めの見どころをまとめてみました。
- まだ暮らすような旅はできないけれど、ツアーには組み込まれていないような見どころを10選ご紹介させていただきます。
1回目のパリは凱旋門、エッフェル塔、ルーブル美術館、ヴェルサイユ宮殿などパリの主要どころに訪問してください。今回はパリにはこんな顔もあるんだってところ紹介してみますね。
哲太郎的レストラン予約
- よく仲間内から「海外旅行先でレストランの予約とか電話でするんですか」って聞かれるけど、そんなこと出来るわけがない。でもたまにはちょっといいレストランを予約して食事したい。
- そんな時、よく使うのはホテルの受付の方に予約してもらうこと。ホテルの方には紙に日にちと時間とか書いて伝えて、お勧め料理とか予算とか聞いて貰う。だいたいこの作戦。でも今は気の利いたレストランはWebで予約できるのかな。
2度目のパリはパックツアーではなく、自分で自由に散策したい、レストランもできれば星付に行ってみたい。でも電話予約はちょっと怖いなんてときに覚えておくと便利です。予約が取れたらホテルの受付の方にチップはお忘れなく!
空港からパリ市内への行き方
タクシー
- 乗り場:CDG1到着フロアの24番ゲートまたはCDG2到着フロア11番ゲート
- 時間:市内中心部まで約40~50分(行き先、道路状況により異なる)。
- 料金:パリ右岸55ユーロ、パリ左岸62ユーロ(定額制)
バス
- 会社:バス運航会社「Roissybus」
- 時間:オペラ座まで約60分
- 料金:16.2ユーロ
鉄道
- 会社:RER(高速鉄道)B線がパリ市内まで運行
- 時間:市内中心部まで30~50分 ※行き先により異なる
- 料金:大人11.45ユーロ/子供8ユーロ
こちらの乗り物情報はパリ市内の周遊でも参考にできそうだな。
二度目のパリでお勧め10選!
シャイヨ宮
- シャイヨ宮は、パリ16区にある大型展示会場です。新古典主義建築の様式で、建築家のルイ=イポリット・ボワロー 、ジャック・カルリュ 、レオン・アゼマ によって設計されました。
- 湾曲した双翼の形をしており、この双翼は旧宮殿の基礎の上に建てられています。高台からセーヌ川を挟んでエッフェル塔が美しく見える建物としても有名。
- 住所:1 pl Trocadéro et 11 Novembre, 75116 Paris
高台にあり、エッフェル塔が見下ろせる場所にあるので、手を伸ばしてエッフェル塔を摘まみ上げる楽しい写真が撮れる場所なんです。ぜひお試しを!
コンシェルジュリー
- マリーアントワネットが投獄されていたことで知られるコンシェルジュリー。元々6世紀に王の居城として建てられ、14世紀頃に現在の建物になりました。
- 世界遺産のシテ島にあるこの建物は現在、マリーアントワネットが二か月半過ごした独房や、フランス革命の当時の生活が分かる資料や展示なを見学できます。
- 1793年10月16日、38歳のマリーアントワネットは、コンコルド広場の処刑場に向かいました。
- 住所:2 boulevard du Palais 75001 Paris
セーヌ川沿いの建物は荘厳なものが多いのですが、この建物は荘厳な中にも歴史の哀愁があるような気がしますね。そんな目で眺めてしまいます、
パリ市庁舎
- 世界遺産「パリのセーヌ河岸の歴史的建造物群」にも含まれている美しい建物です。内部公開されていませんが宮殿のような外観を見るだけでも価値が有ります。
- 1357年にネオクラッシック様式で建てられましたが、1871年のパリ・コミューンで焼失した為、1882年にネオルネッサンス様式と、ベルエポック様式で再建されました。
- 住所:place de l`hotel de ville 75004 Paris
建物が美しいだけにぜひ内部も公開して欲しいなあ。結構、市庁舎を公開している都市ってあるんだけどなあ。見たいなあ。
サン・マルタン運河
- サン・マルタン運河は、パリ市内でセーヌ川とウルク運河、サン・ドニ運河を繋ぐ全長4.55キロメートルの運河。映画「アメリ」でアメリが水切りをした場所。
- 高低差を埋めるために、運河を扉で閉じて給水して船を進めてゆく風景が楽しめます。
私、この運河クルーズが大好きで何度も乗りました。高低差のある運河を水路の開閉で、ゆっくり船で進んでゆくなんで贅沢なひと時でしょう。笑
パンテオン
- 18世紀に、ルイ15世の病気回復を祝って新古典様式に再建された「パンテオン」。現在はフランスに貢献した人々を祀るモニュメントとして使用されています。
- クリプト(地下埋葬所)には、マリ・キュリー夫妻、ヴィクトル・ユーゴー、ジャン・ジャック・ルソー、など多くの文化人の棺が置かれています。
- 住所:Place du Panthéon 75005 PARIS
ここにはフーコーの振り子の初代があります。フーコーの振り子とは地球の自転現象を示す演示実験です。自転運動する物体上で、周期の長い振り子を長時間振動させると、次第に振動面が変化することが観察できるという実験です。1851年、フランスのレオン・フーコーが考案し、このパンテオンで公開実験を行いました。
アンヴァリッド
- ルイ14世時代に旧軍病院として建てられたアンヴァリッド。付属の教会にあの皇帝ナポレオン・ボナパルトが埋葬されていることで有名です。
- 建物は現在、軍事博物館として、古代から現代までの世界最大級の軍事コレクションが展示されています。
- 住所:129 Rue de Grenelle 75007 Paris
ナポレオンの墓はドームの真下にあり、その大きさと重厚さで見る者を圧倒します。1821年にセントヘレナ島で亡くなったナポレオンを、当時の国王ルイ・フィリップの意向によって1840年パリへ送られ、1861になって彼の遺体がここアンヴァリッドへ安置されました。
マレ地区
- メトロ1号線 サンポール駅あたりに広がるマレ地区。文化保護地区に指定されて老朽化した建物が、建て直されずそのまま残されています。
- 日曜日でも小売店が開いており、メイン通りのフラン ブルジョワ通りには可愛いアクセサリーや雑貨店などが並びます。
- 他にもカルナバレ博物館、ボージュ広場、ビクトル ユーゴの記念館など見どころも多い地区です。
- 住所:Le Marais 3e Arrondissement, 75003 Paris, France
パリのマレ地区は買い物天国とも呼べる地区です。青空市的なお店もあれば、美しいパッサージュ的な商店街も沢山あります。2度目のパリでは、いや1回目パリでも訪れてください。
マドレーヌ寺院
- 古代ギリシャ神殿を思わせる高さ30mものコリント様式の柱が52本並ぶ姿は圧巻の建物。聖女マドレーヌ(マグダラのマリア)を祀るカトリック教会として使用されています。
- マドレーヌ寺院内では、週末にはクラッシックコンサートが行われ、格安で荘厳な雰囲気の中でクラッシックが楽しめると人気です。
- 住所:Place de la Madeleine, 75008 Paris
日本では娼婦扱いでキリストの使徒としては身分が低く思われがちだがフランスでは高貴な女性として祀られています。
ブローニュの森
- ブローニュの森は、パリ中心部から西に5キロにある広大な森林公園です。園内には凱旋門賞で有名なロンシャン競馬場、全仏オープンテニスの地、ローランギャロスの他、フランス国立民族民芸博物館、バガテル庭園、シェイクスピア庭園などがあります。
- 近年は2014年にできた「フォンダシオン・ルイ・ヴィトン」ルイヴィトン美術館、ルイヴィトンの歴史展示、ここでしか買えない限定品などが人気です。
- 住所:Le Bois de Boulogne 75016 Paris
競馬の祭典「凱旋門賞」で有名なロンシャン競馬場、「全仏オープンテニス」の地、ローランギャロスが在ったり、もはや公園というより・・・。凄すぎて例えが思いつかない。
ピカソ美術館
- ピカソ美術館はバルセロナ、マラガにもありますが、パリのピカソ美術館が約5000点の最大コレクションを誇ります。
- 元々17世紀の貴族の邸宅だった建物に、初期から晩年までの作品が年代別に展示されており、また3階部分には、ピカソ自身が所有のセザンヌ、ドガ、ルノワール、マチスなどの作品も展示されています。
- 住所:5 rue de Thorigny, 75003 Paris
作品は、青の時代、バラ色の時代、キュビスム、新古典主義、シュルレアリスムと年代順に展示されており、ピカソの画風の変化をたどることが出来ます。結構見ごたえのある美術館です。
二度目のパリ まとめ
- 本当は2度目のパリなんてテーマで書き始めたわけではなく、パリその1で紹介できなかったお勧めの見どころを書いていたのですが、ちょっとマイナーっていうか、ディープになって来たので、偉そうに2度目のパリなんて書いてしまいました。ごめんなさい。
- シャイヨ宮でエッフェル塔を摘まみ上げた写真を撮って、サン・マルタン運河でちょっとしたクルーズを楽しんで、マレ地区でここでしか買えない雑貨を探す。よくやる哲太郎のパリ旅行です。
コメント
毎年9月の中旬ころにヨーロッパ遺産の日というものがあります。普段は見ることのできない場所を無料や格安で見学できます。(個人所有のお城や歴史ある公共施設など)
今年のリストはまだ出ていませんがパリ市庁舎も開いていると思います。
夏季休暇でご連絡おそくなり申し訳ございません。ヨーロッパ遺産の日、全く知りませんでした。いつか行ってみたいと思います。貴重な情報ありがとうございます。