困っ太くん
エストニアのタリンって凄い美しい街なんだって? どんな街か紹介してくれよ。
哲太郎
はい、おとぎ話の中のようだとか、絵本の中のようだとか言われるほど美しい街です。最近はIT大国としても有名なんですよ。
タリンについて
タリン Tallinn | |
---|---|
国 | エストニア |
県 | ハリュ県 |
面積 | 159.2 km2 |
標高 | 44 m |
人口 | 453,864人 |
人口密度 | 2,900.0人/km2 |
族称 | Tallinner |
等時帯 | UTC+2 (東ヨーロッパ時間) |
ウェブサイト | www.tallinn.ee |
- フィンランド湾に面する3つの国の一つで、フィンランドから湾を挟み約90㎞南に位置する。面積は日本の九州本島の1.23倍。地形は平坦で国土の最高標高は318m。国連の分類では北ヨーロッパの国である。
- 首都タリンは中世ハンザ都市として栄えた港湾都市であり、その旧市街は世界遺産「タリン歴史地区」に指定されている。
哲太郎
エストニアはIT先進国。ITを行政に活用する「電子政府」でも有名ですね。ほぼ全ての行政手続きがオンライン申請可能。旅行者もインターネットアクセスなどで恩恵を受けられますよ。
哲太郎のバルト三国旅行(予定)
- 羽田からフィンランド航空でヘルシンキ経由でヴィリニュスに入ります。
- ヴィリニュスからリガまではトラカイ城や十字架の丘を見るためにレンタカー、リガからタリンはバスを考えてます。
- リガからタリンを夜行の船にして、1泊ホテル代を浮かすのも有りかなって考えてます。
哲太郎
リガからタリンに真っすぐ行ったらバスで4時間。折角だからどこかに寄りたいなあって思っていますが中々良い案が見つかりません。ここもレンタカーなら選択肢が増えたかなあ。
ヨーロッパをドライブしたい! 初めてでも大丈夫? 危険は無い? 注意点は?
ヨーロッパの道をレンタカー借りて走ってみたいんだけど、どうやったら実現できるのか判らない。何をどうすれば実現できるのか、また注意点はなど、困っている方いませんか。
宿泊地 | 備考 | 見どころ | |
1日目 | 羽田 | ヘルシンキ経由 | 昼まで仕事、21時羽田出発! |
2日目 | ヴィリニュス | 09:25着 | 旧市街、大聖堂、聖ペテロ パウロ教会、聖アンナ教会、ウジュピス共和国 |
3日目 | ヴィリニュス | | ベルナルディン教会、ゲディミナス城、夜明けの門、聖霊教会 |
4日目 | カウナス | レンタカー | トラカイ城 |
5日目 | シャウレイ | レンタカー | 十字架の丘、聖ジョージ教会、シャウレイ大聖堂(聖ペテロ&パウロ教会)、チャイム・フレンケルヴィラ、射手の像 |
6日目 | リガ | レンタカー | 旧市街、リガ大聖堂、リガ城、ブラックヘッドハウスリガ市庁舎、聖ペテロ教会 |
7日目 | リガ | | 聖ヨハネ教会、聖ゲオルギ教会、ドーム広場、猫の家火薬、塔(ラトビア軍事博物館) |
8日目 | タリン | バス | 聖カタリーナ教会、ラエコヤ広場、聖霊教会、聖オラフ教会、聖ニコラス教会、ヴィル門 |
9日目 | タリン | バス | セーターの壁、塔の広場、長い足、職人たちの中庭、のぞき見トム |
10日目 | ヘルシンキ | 船1.5時間7 | |
11日目 | ヘルシンキ | 18:30発 | |
12日目 | | 羽田13:50着 |
哲太郎
リガからタリンに行く間はパルヌによってキヒヌ島に行ってみるのもいいなあって思ってます。結構、出発直前なのに行程が決まりません。笑
タリンの行き方
- 日本からエストニア・タリンへの直行便はありません。
- ヨーロッパ各国の主要都市から経由便が沢山出ています。
- 直行便のあるヘルシンキやストックホルムからフェリーが便利。
- リガやサンクトペテルブルクからはバスが沢山走っています。
困っ太くん
日本から直行便はないけど、直行便のあるフィンランドのヘルシンキからは直ぐだから意外と行きやすそうだなあ。
タリン市内の移動方法
- タリン観光では、バスやトロリーバス、路面電車を利用するのが便利。
- タリンカードを購入すれば、バスやトロリーバス、路面電車を乗り降り自由になり、一部の博物館や美術館に無料で入場可能です。
哲太郎
タリンカードのようなシティカードって元が取れるかって計算する人が多いけど、チケット売り場を探す、チケットを買う時間の節約時間の方が大事なんです。
エストニアの歴史
- 中世エストニア
- 1199年 十字軍のリヴォニア進軍
- 1219年 エストニア北部がデンマーク支配下に
- 1346年 エストニア北部がデンマークからリヴォニア騎士団に売却
- 近世エストニア
- 1561年 エストニア北部がスウェーデン支配下に
- 1629年 エストニアの大部分がスウェーデン支配下に
- 1721年 ニスタット条約/ロシアの支配下に
- 近代エストニア
- 1918年 エストニア共和国として独立を宣言
- 1940年 ソ連支配下に
- 1941年 ナチス・ドイツ支配下に
- 1945年 終戦
- 1991年 独立を回復/国際連合に加盟
哲太郎
箇条書きで書いてみましたが、すごい支配の歴史だって解りますよね。
タリンの見どころ
ヴィル門
- タリン旧市街の入り口「ヴィル門」。ここから旧市街中心部へ繋がっている道が街のメインストリートです。
- 14世紀に建てられた2つの石の塔と赤い三角帽子(屋根)が良い雰囲気です。
- 住所:Viru tänav, 10140 Tallinn
アレクサンドル・ネフスキー大聖堂
- 旧市街のトームペアの丘に建つ、19世紀末に建築されたタリンにある教会の中で最大の正教会は「アレクサンドル・ネフスキー大聖堂」。
- この教会はロシアによる支配の象徴だったため、独立後は取壊しも検討されましたが、今では観光地としても、歴史を学ぶ建造物としても人気を集めています。
住所:Lossi plats 10, 10130 Tallinn, Estonia
ラエコヤ広場
- タリンの旧市街観光の拠点となる「ラエコヤ広場」。レストランやカフェ、お土産屋など多くの人で賑わう場所です。
- 広場に面して、14世紀に建設されたゴシック様式の「旧市庁舎」。ハンザ同盟時代の繁栄を伺える博物館としても、街をできる65mの塔も人気です。
住所:Raekoja plats 1, 10146 Tallinn
聖霊教会
- 14世紀に一般市民や貧しい人々のための教会として建設された「聖霊教会」。
- 教会の外壁の特徴的な大時計は、タリンで最初に設置された公共時計だそうです。
のぞき見トム
- 聖霊教会の近くにある「のぞき見トム」と呼ばれる建物。壁面の人物の顔が通りを見渡しています。
- その昔、ここに「トム」という人物が住んでおり、トムはいつも向かい建物の娘たちを覗いていたので、この名前が付いたとのことです。
聖カタリーナ通り
- 「聖カタリーナ教会」は、エストニアのキリスト教布教の拠点として1246年に建設。
- この教会前の「聖カタリーナ通り」はタリン旧市街で最も美しいとも言われ、通り沿いには「聖カタリーナギルド」という商人組合があり、陶器やステンドグラスなど8つの工房が軒を連ねています。
聖オラフ教会
- タリン旧市街のランドマーク、高さ124mの塔を誇る「聖オラフ教会」。13世紀建設され、1840年に現在の姿なりました。
- 旧市街一高いこの塔を登れば、タリンの街を一望できます。
聖ニコラス教会
- 13世紀前半、ドイツ人商人により建設された「聖ニコラス教会」。第二次世界大戦でソ連により破壊されたが、再建され美しい姿を見せてくれます。
- 今は博物館として、貴重な絵画や祭壇などを見学できます。
セーターの壁
- タリン旧市街の城壁沿いにセーターなどのニット製品店が並ぶ通りの通称です。
- タリンの旧市街の城壁の中でも、最も中世の姿をとどめている城壁といわれています。
- 住所:Müürivahe 31, 10140 Tallinn
塔の広場
- タリン旧市街の城壁の中で多くの塔をいれた写真が撮れると人気の「塔の広場」。
- タリンの街がおとぎの国のようだと言われるのはこの赤いとんがり屋根のためでしょうか。
- 住所:Nunne 4, 10133 Tallinn
長い足通り
- 下町からトームペアの丘までの石畳の一本道「長い足通り」。苔むした城壁が続き、良い雰囲気を醸し出しています。
- 丘に登る道はこの緩やかだけど長い「長い足」と、短いけど階段が多い「短い足」有ります。丘の上の街を一望できるコフトウッツァ展望台に向かって皆上ります。
- 住所:Pikk jalg,10130 Tallinn
長い足通り
- タリンの旧市街は、庶民の住む下町と支配者や貴族が住んでいた山の手のトームペア地区に分けられます。山の手に旧市街が一望できる「コフトウッツァ展望台」があります。
- 青空とオレンジの屋根、遠くに見える海、絵葉書のようなタリンの風景が見える場所です。
住所:Kohtu 12, 10130 Tallinn, Estonia
職人たちの中庭
- 木製品や陶器などの工房が集まる「職人たちの中庭」。センスのある逸品を購入できると人気の一角です。
- ここのカフェのホットチョコレートが美味しいと人を集めるスポットでも有ります。
- 住所:Vene 6, 10123 Tallinn
太っちょマルガレータの塔
- タリンの港近くにずんぐりむっくりとした「太っちょマルガレータの塔」と呼ばれる塔があります。
- 街を守る砲塔として建てられ、その後、倉庫や監獄として、現在はタリンの歴史が知れる海洋博物館となっています。
- 屋上からは旧市街や港を一望することができます。
住所:Pikk 70, 10133 Tallinn, Estonia
タリン まとめ
- バルト三国の最も北に位置するエストニア共和国の首都タリン。フィンランドの首都ヘルシンキからは高速船で約2時間の距離。日本からも比較的行きやすい街です。
- かつてハンザ同盟都市として繁栄したタリン旧市街(歴史地区)は世界遺産に登録されています。まるで絵本の中のようだと言われる旧市街の街並みが旅人に人気です。
- 12世紀の十字軍の進軍より、幾多の国に支配され、ソビエト連邦の崩壊とともにようやく自由を手に入れた国。
- 今はIT大国としてITを行政に活用する「電子政府」でも有名です。ほぼ全ての行政手続きがオンライン申請可能。旅行者もインターネットアクセスなどで恩恵を受けられます。
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