イギリスの湖水地方って、イギリスで最も美しい風景が見れる場所と言われているんだろ?
どんな所? どうやって行ったらいいの? 見どころは?
湖水地方は本当に美しい風景を見ることができる地域です。ナショナルトラストが所有する広大な地域が美しい自然を保たれています。その行き方、見どころを整理してみますね。
湖水地方について
湖水地方(Wikipedia参照)
氷河時代の痕跡が色濃く残り、渓谷沿いに大小無数の湖が点在する風光明媚な地域で、イングランド有数のリゾート地・保養地としても知られる。The Lakes、Lakelandなどとも呼ばれる。
湖水地方のほとんどの地域に相当する約2,300平方キロメートルは、1951年にレイク・ディストリクト・ナショナル・パーク(Lake District National Park)と呼ばれるナショナル・パーク(National Park、日本の国立公園に相当)に指定された。イングランドとウェールズにある13のナショナル・パークにおいては最も広い面積を持ち、イギリス全体でみてもスコットランドにあるケアンゴーム・ナショナル・パーク(Cairngorms National Park)に次いで2番目の広さを誇る。その範囲が2017年に世界遺産リストに登録された。
イギリスで最も美しい風景が見れる場所って、ホントかな。どんな風景なんだ?
湖水地方への行き方
- 鉄道:ロンドンユーストン駅 ー オクセンホルム・レイク・ディストリクト駅 ー ウィンダミア駅 約4時間
- バス:ロンドン ー ウィンダミア駅 約8時間
- 移動費用の確認や掛かる時間など詳細はこちらからご確認ください。
湖水地方へは2回ともレンタカーで行きました。湖水地方の村々を回るのにレンタカーは便利です。湖水地方はいろんないい村がありますよ。
湖水地方とピーターラビット
- ピーターラビットは、ビアトリクス・ポターの児童書に登場するうさぎのキャラクターです。
- 1893年9月4日にビアトリクス・ポターが友人の息子に宛てた絵手紙が原型で、1902年に「The Tale of Peter Rabbit」が出版される。
- ヒル・トップ(Hill Top)はピーター・ラビットの作者ビアトリクス・ポターが絵本の印税で購入し、晩年を過ごした2階建ての家。湖水地方の小さな村ニア・ソーリーにある。
- 湖水地方を初めて訪れた幼年時代からポターは自然美の保護へ関心があり、ポターは生涯を通じてナショナル・トラストを支持した。ポターはナショナル・トラストの原則に従ってヒル・トップの土地を管理し、伝統的な建造物や農業方法を維持した。
日本じゃピーターラビットに興味なくてもここに来ると誰もがこのウサギのファンになるんだよな。著者ビアトリクスが愛したこの村の大自然とともに!
ナショナルトラストについて
- ナショナル・トラスト (National Trust) とは、歴史的建築物の保護を目的として英国において設立されたボランティア団体。正式名称は歴史的名所や自然的景勝地のためのナショナル・トラスト 。
- ナショナル・トラストは設立の目的として単なる環境保護ではなく、歴史的建造物や景勝地を国民の遺産として保持することで、愛国心や国民の一体感といったナショナル・アイデンティティを形成・強化することを意義としている。
湖水地方に行くとあちこちでこのナショナルトラスト管理の標識に出会います。ほんとに湖水地方の美しい景観を守っているんだって実感します。
哲太郎 湖水地方の印象
- ケズウィックのキャッスルリッグ・ストーンサークルに行ったら、10人ぐらいの若者が手を繋いで輪になって瞑想してた。UFOでも呼んでたんだろうか。笑
- ヒルトップでは羊に並べって言ったら、10頭くらいの羊が並んだんですよ。斜めに。あの写真どこ行ったんだろう。どこかの外付けHDDに入っているんだろうな。
- ヒルトップからウインダミアは車を乗せる船で渡る。15台くらい載せられるので、自分が16台目だとがっかりする。笑
- ウインダミアはホントのリゾート地。イメージとしては軽井沢。おしゃれなレディース&ジェントルメンが沢山、避暑を楽しんでした。
湖水地方の山は日本の山と違ってあまり木がなく草原っていうか、丘なんですよね。なんかいい感じに続いているんです丘が。
湖水地方の見どころ 7選
ナショナルトラストと湖水地方
- ナショナル・トラストは1895年に発足した民間非営利団体で、単なる環境保護活動だけでなく、歴史的建造物はもちろん、イギリスの著名な庭園や自然保護地区などを所有し保護している。
キャッスルリッグ・ストーンサークル/ケズウィック
- ケズウィックの街にある謎の古代遺跡キャッスルリッグ・ストーンサークル。まるで小さなストーンヘンジ。
- 写真はストーンサークルと羊。ストーンサークルが何んなのかなど関係なしに草を啄む羊が良い感じの1枚。
- 住所:Castle Ln, Underskiddaw, Keswick CA12 4RN
ヒル・トップ
- 『ピーターラビット』著者ビアトリクスが晩年を過ごした場所、今は著者の晩年の生活垣間見れる展示が建物の内外で見ることができます。
- ヒルトップの庭には、見事な英国式庭園が広がり、沢山の羊やヤギが飼われています。
- 住所:
ウィンダミア湖/ウィンダミア
- ウィンダミア湖の湖畔にある街ウィンダミア。夏は避暑地として観光客で賑わっています。
- お洒落なカフェやレストランが並ぶ街を楽しむのも良いですが、レンタル自転車で湖畔の小さな村を巡るのもお勧めです。
- 住所:Windermere LA23 1AH
オレストヘッド/ウィンダミア
- オレストヘッドはウインダミアの街から30分ほどで行ける湖水地方が360度見渡せる小高い丘。
- ベンチに座って雲がゆっくり流れる牧歌的な風景を浸る一時をお楽しみください。
- 住所:Windermere LA23 1AP
レイクサイド&ハバースウェイト鉄道
- 湖水地方を走る可愛いSL「レイクサイド&ハバースウェイト鉄道」。クルーズ船の到着する岸壁の駅より乗車することができます。
- 私は時間の関係で見るだけでしたが、次回は乗ってみたいと思います。
ブリッジ・ハウス/アンブルサイド
- 湖水地方の小さな町アンブルサイドには、中世に建てられた石造りの建物が並んでおり、中でも橋の上に立つ小さな石造りの家「ブリッジ・ハウス」が人気です。
- 今はナショナルトラストに所有され、17世紀からの変わらぬ佇まいで保存されています。
- 住所:Rydal Rd, Ambleside LA22 9AN
湖水地方 まとめ
- ナショナル・トラストが所有する歴史的建造物、イギリスの著名な庭園や自然保護地区が私たちに本当に美しい風景を見せてくれる地域です。
- 単純に大自然が広がっている地域は世界中にありますが、歴史的な建物、避暑地として観光化された可愛い街並みなど、自然と観光が融合したお勧めの場所です。
- 私のようにレンタカーでドライブするもよし、ウインダミアまで電車で行って自転車を借りて周辺を散策するもよし、紹介した見どころだけでなく貴方だけの湖水地方の絶景が必ず見つかると思いますよ。
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