困っ太くん
ペルージャって、サッカーの中田英寿選手が移籍した街だろ? 観光ってどうなの? みどころとかあるのか?
哲太郎
実は見どころ多い街なんです。小高い丘の上に広がる街は小路が張り巡らされ、散策が楽しい街。しかも見どころも多いんです。歴史、行き方、見どころを紹介しますね。
ペルージャについて
- ウンブリア州で最も美しいといわれる丘の上の街、周りにはブドウ畑やオリーブ園、羊の牧草地が広がり、見上げると高い丘一杯に広がるペルージャの街が見えてきます。街は細かな小路が張り巡らされ、迷いながら散策すれば、中世の街並や地下の要塞など、魅力ある見どころが沢山楽しめます。
- 街の散策はメイン広場の 11 月 4 日広場を中心に歩くのが便利。広場に面したサン ロレンツォ大聖堂、近くのダンティ広場には、有名なエトルリアの井戸もあります。
- サッカーの中田英寿選手がイタリア移籍で選んだ街だったので、ちょっと行ってみたいと思った程度の気持ちだったが、驚くほど見どころ多く、散策が楽しい街でした。
ペルージャの歴史(Wikipediaより)
- ペルージャはウンブリ人の居住区であったが、最初に文献に登場したのは、エトルリア人の12の連合市の一つである「ペルシア」としてである。 紀元前216年と205年に、ローマの援軍として第二次ポエニ戦争に加わった。 紀元前41年、en:Battle of Perugia。 ランゴバルド人の時代、ペルージャはトゥーシアの主要都市の一つと呼ばれていた。
- 9世紀、ペルージャは教皇に屈服し、カール大帝とルートヴィヒ1世もこれに合意した。しかし11世紀までに、コムーネは自治を主張し、その後何世紀もの間、ペルージャは独立状態を維持した。その間、シエナ、アッシジ、アレッツォ、フォリーニョなどの近隣諸国と、何度も戦争状態となった。
- 1797年、フランス軍に占領された。1789年2月4日、ペルージャを首都とし、フランスの三色旗を国旗とするティベリーナ共和国が誕生。1799年にローマ共和国に併合される。 ウィーン会議により1860年まで再び教皇領に属し、その間の1832、1838、1854年に、ペルージャを地震が襲った。
ペルージャへの行き方
- フィレンツェ、ローマからペルージャへの行き方をご案内します。
- 電車:フィレンツェSMN駅 ー ペルージャ駅 約2時間半 約15ユーロ
- バス:フィレンツェ ー ペルージャ 約2時間半 約15ユーロ
- 電車:ローマテルミニ駅 ー ペルージャ駅 約3時間 約20ユーロ
- バス:ローマ ー ペルージャ 約3時間 約15ユーロ
- 移動費用の確認や掛かる時間など詳細はこちらからご確認ください。
哲太郎のイタリアドライブ旅行 ルート
- 成田 → パリ → ローマ泊
- ローマ → ナポリ泊
- ナポリ → ポンペイ → アマルフィ泊
- アマルフィ → マテーラ → アルベロベッロ泊
- アルベロベッロ → リミニ → サンマリノ共和国泊
- サンマリノ → サンレオ → サンジミニャーノ泊
- サンジミニャーノ → フィレンツェ泊
- フィレンツェ → ピサ → シエナ泊
- シエナ → ペルージャ泊
- ペルージャ → ローマ
ペルージャ 見どころ9選
サン・ピエトロ教会
- 10世紀頃に建てられた高さ70mの鐘楼がシンボルのサン・ピエトロ教会。シンボルの鐘楼は1464年にロッセリーニにより建てられました。
- 教会の内部は、壁や天井、全面にフレスコ画や絵画で装飾され荘厳な空間です。他にもラファエロの師匠ペルジーノやヴァザーリの絵画も必見です。
- 住所:Borgo XX Giugno 74, Perugia Italy
サン・ロレンツォ大聖堂
- 15世紀に建築されたドゥオモ(サン・ロレンツォ大聖堂)は街の中心地11月4日広場に面して建っています。
- 必見なのはフェデリコ・バロッチ作の「キリストの降架」。水晶で作られた「聖母マリアの結婚指輪」といわれる聖遺物。
- 住所:Piazza 4 Novembre, 06123 Perugia, Italy
デイ・プリオーリ宮
- 13世紀から15世紀半ばに建てられた「デイ・プリオーリ宮」。現在は、国立ウンブリア美術館や公証人の間、商人組合、両替商組合など多くの施設が入り、観光客にも公開されています。
- 美術館にはラファエロの師匠ペルジーノの作品や歴史的宗教画も多数見ることができます。さらに商人組合の寄木細工の広間、公証人の間のフレスコ画の天井など見どころ多い施設です。
- 住所:Corso Vannucci 15, Perugia Italy
サンタンジェロ教会
- 5世紀から6世紀に建てられ、ペルージャに残る最古の教会「サンタンジェロ教会」。円形の石造りが可愛らしいと人気です。
- 建設に使用された資材が寄せ集めでできており、柱の色や壁の模様が異なり、逆にいい雰囲気を醸し出しています。
- 住所:Via del Tempio, Perugia, Italy
マッジョーレ噴水
- 13世紀後半に造られたサン・ロレンツォ大聖堂の目の前にある「マッジョーレ噴水」。旧約聖書を題材にした彫刻がとても美しい噴水です。
- 丘の上にあるペルージャにどうやって水を運んだのだろうと考えてしまう施設。当時の技術力の高さと繁栄が垣間見れる施設です。
- 住所:Piazza IV Novembre Perugia, 06122
11月4日広場
- 1918年11月4日の第一次世界大戦での勝利を記念して命名された広場。よく市場が立っており、はちみつやパスタ、ワインなどが食材が並んでいます。クリスマス時期にはツリーの飾りなどクリスマスグッズを売る屋台が建ちます。
- 先に紹介したマッジョーレ噴水やサン・ロレンツォ大聖堂、デイ・プリオーリ宮もこの広場に面しており、将にペルージャの街のへそと言った広場です。
サン・ドメニコ教会
- ゴシック様式のステンドグラス、ドゥッチオ作の祭壇など、15世紀の貴重な作品を見ることができる「サン・ドメニコ教会」。
- 隣接する国立ウンブリア考古学博物館には、イタリアの旧石器時代からの遺物やエトルリア時代の墓地の状態が復元されているなど、楽しく見学できます。
パオリーナ要塞
- 1540年にローマ法王パオロ3世が建設させた「パオリーナ要塞」。内部には迷路のような地下通路が広がり、土台部分では市場やイベント、展覧会が開催されます。
- パオリーナ要塞博物館では、この要塞の歴史を知ることができます。教皇は当時自治都市だったペルージャを、自分の支配下に置こうしたのですが、市民が教皇支配の象徴であるこの建造物を嫌い建物の大部分が破壊されました。
- 住所:Piazza Italia, 11、06121 Perugia Italy
エトルリア門
- 紀元前2世紀のエトルリア時代に築かれた「エトルリア門」。2200年もの間、壊れることなく、ペルージャの街の門として市民を守り続けていることが驚きです。
- 門というよりお城か富豪の住居という感じの威風堂々とした建築物です。夜はライトアップされ、昼間とはまた違う雰囲気を見ることができます。
- 住所:Piazza Fortebraccio, Perugia Italy
ペルージャ まとめ
- ペルージャに行ったのはサッカーの中田英寿選手がイタリア移籍で選んだチームのある街なのでどんな街なのか行ってみよう程度の興味だった。
- 行ってまず驚いたのが遠くに見えてきた街の迫力。小高い丘の上に広がる街は要塞の様でもあり、私が車で近づいているのに街が迫ってくるような感覚さえ覚えた。
- 街は小さな小路が張り巡らされ、何度も迷子になりながらも散策するのが楽しいと思える街。11月4日広場を中心に街の見どころを散策すれば、見どころが多い事にも驚く。
- このままペルージャを見たら、アッシジに泊まろうと思っていたが思わずこの街にホテルを追ってしまったほど。笑
コメント