
悩み人
ベルギーって美食の国って聞いたんだ。どんな料理が食べれるのか教えてくれよ。隣の国フランスより美食ってちょっと信じられないよ。

哲太郎
フランスの美食がフォーマルなら、ベルギーの美食はカジュアル。こんな場末の下町レストランで、こんな値段でこんな料理が食べれるの?って驚きますよ。
ベルギー料理について
- 初めてベルギー料理を食べたのはパリから思い付きでブリュッセルに行ったとき。ちょっと混んでいる下町レストランにふらっと入ってお勧め料理を注文。
- 勧められたのは南フランスマルセイユのブイヤベースの様な海鮮具材たっぷりのスープ。これがめちゃめちゃ美味しくてビックリした。
- 全く高級店でもなく、値段だって数百円程度の料理がこの味かってホントに驚いた。あれから4回ベルギーを訪問して、下町美食を楽しんでいる。

食文化 フランドル地方とワロン地方

ベルギーの代表的料理6選

ムール貝のワイン蒸し
- 「お勧め料理は?」と尋ねると必ず進められるのがムール貝の白ワイン蒸し。セロリなど野菜とムール貝を白ワインで蒸した料理です。
- 「えっ!?」と驚くほどの量で出てくるが美味しくてあっという間に平らげてしまいます。ビールが進む料理です。

カルボナード(牛肉のビール煮)
- 牛肉をビールで煮込んだベルギー北部の料理。
- ビール大国のベルギーだからか、ワインではなくビールで煮込んでいる。笑
- 我が家のカレーも牛肉をビールで下茹でして肉を柔らかくするが、この料理、嚙む必要がない位に柔らかい牛肉が特徴です。

ブレ・ア・ラ・リエジョワーズ
- ワロン地方のリエージュあたりの肉団子料理。フリッツ(ポテトフライ)と合わせて出されることが多いです。
- デッカイ肉団子に野菜や果物、ビネガーなどを煮詰めた甘酸っぱいソースをかけた料理です。

アンドゥイユとアンドゥイエット
- ともにソーセージの一種。
- アンドゥイユは直径5~6cmの大きなソーセージ。腸を幾重にも重ねて作られ、断面が年輪のようなのが特徴。
- アンドゥイエットは簡単にいえば、豚モツ入りのソーセージ。独特な風味苦手とい人もいるが東フランスからベルギー当たりでは人気。

ジビエ
- ベルギー南部、ワロン地方で人気があるのがジビエ(野生の動物)の料理です。年中食べられる訳ではなく解禁時期に楽しまれています。
- 私もジビエ解禁時期に恵まれて野うさぎとウズラをいただきましたが美味しかったです。少し歯ごたえがありましたが。

リエージュ風ワッフル
- ベルギーのお菓子として日本でも定着したワッフルですが大きく2種類あります。
- 丸くてもちっりした生地が特徴なのベルギー南部のワロン地方のワッフル。

ブリュッセル風ワッフル
- フランドル地方でよく見かけるのは四角ワッフル。外皮のサクサク感、中身のしっとり感の歯ざわりが最高でした。
- 四角と丸のワッフル覚えとくと蘊蓄語れます。笑
ベルギー料理 まとめ
- お金を出せば、または高級店であれば世界中どこでも美味しい料理を食べられるかも知れない。ベルギーの凄いところは、場末の庶民向けの安い料理が本当に美味しいと思えること。
- 日本人の舌に合っているのだろうか、何を食べても美味しいと思った。海鮮の料理、肉料理、野菜たっぷりの料理、食材もバラエティに富み、飽きさせず本当に美味しい。
- パリから電車で1時間半、ちょっとベルギー料理を食べに行こうかといえる距離。ぜひパリ滞在の1つのオプションとしてベルギー行きをご検討ください。
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