ベルギー、北のヴェネツィア、水の都「ブルージュ」に行ったら見るべき名所7選

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悩み人
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ベルギーのブルージュって綺麗な街だって聞いたんだ。首都のブリュッセルから遠いの? 行ったら絶対外せない見所は? 観光に何日必要? 歩いて回れるの?

哲太郎
哲太郎

見所がぎゅっと集中してるので1日あれば十分、歩いて回れます。頑張れば半日で周れるんじゃないでしょうか。首都ブリュッセルからから1時間程度行ける美しい街です。

ブルージュについて

ベルギーの中のブルージュ位置
ブルージュ市内地図

ブルージュについて哲太郎的感想

  • ベルギーの首都ブリュッセルからも電車で僅か1時間程度でブルージュに着けます。
  • ブルージュも見所はぎゅっと集約されており、1日あれば十分に見て回れます
  • ただ見所を見て回るだけでなく、運河が張り巡らされた水辺の街は、どこも絵になり歩いているだけで楽しくなります。見所は街の全てと言っても過言ではありません。
  • 15世紀から19世紀、交易が衰退したことで逆に当時の建物が残され、中世の街並が人々を魅了してくれます。

この運河の街は「北のベネチア」とも例えられます。ベネチアは海の運河だからか街に緑は少ないですが、このブルージュは緑も多く、緑と水辺の景色が楽しめます

ブルージュの歴史

年代できごと
9世紀初代フランドル伯のボードゥアン1世によって建てられた城塞が街の起源とされる。
12世紀海とブルージュを結ぶ水路を整備し、街中に水路を巡らせ、船の交易が便利な港町に。
13世紀ハンザ同盟の在外商館がおかれ、金融・貿易の一大拠点として繁栄した。
14世紀フランス・フランドル戦争が起き、ブリュージュの朝と呼ばれる市民の反乱が起こった。
15世紀運河やズウィン湾に土砂が堆積して船舶の航行に支障を来たし、衰退していった。
19世紀運河が再生され、美しい水の都と中世の面影を残した町並みが人々を魅了する。
哲太郎
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中世の美しい街並みが残っている街に良くあるのが、一旦大きく栄えて何世紀にも渡って衰退していた歴史を持つ街。将にそんな歴史を持っている街ですね。

ブルージュの見所7選

ブルージュ運河

  • 街を縦横に張巡らされた運河の景観により「北のベネチア」とも呼ばれています。
  • 水辺の街はどこを向いても絵になる風景、写真映えする景色が広がります。
  • 5か所ある運河クルーズの船乗り場から、運河クルーズを楽しむのもこの街の楽しみ方の1つ。
  • 30分8€というリーズナブルな金額。
哲太郎
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哲太郎もこんな街で暮らしてみたいって心から思いました。朝の運河沿いの散歩、散歩途中のオープンテラスのカフェでエスプレッソ飲んで。笑

マルクト広場

  • 市場(マーケット)を意味するマルクト広場。世界文化遺産にも登録され中央には、14世紀はじめの市民蜂起の英雄ヤン・ブレイデルとピーター・ド・コニングの像が建っています。
  • ネオゴシック様式の州庁舎、鐘楼、ギルドハウスなど、歴史的・芸術的な建物に囲まれたブルージュ観光の中心となる広場です。
哲太郎
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将にブルージュのヘソというべき観光の中心になる広場です。周囲に歴史的建物、カフェ、レストラン、土産物屋があり、運が良ければ青空市場もやってます。

鐘楼

  • ブルージュのシンボル「鐘楼」。高さ88mの鐘楼は、13~15世紀にかけて建てられました。
  • 鐘楼は登ることができ、366段の螺旋階段を登る間、47個もの鐘が組み込まれたカリヨン(組み鐘)を見ることができます。
  • 定期的に自動演奏されるカリヨンの音色はマルクト広場に響き渡り、誰もがその美しい音色に聞き入ってしまいます。
  • この街では3年に一度、猫祭りを行い、猫の魂を弔っている。
哲太郎
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猫祭りの理由は猫への鎮魂。かつてペストは魔女の仕業という意味なき風評がたち。猫は魔女の使いとして忌み嫌われこの鐘楼から投げ殺されたとのこと。猫好きの哲太郎には涙が出るほど悲しい歴史です。

ギルドハウス

  • マルクト広場北側に階段状の三角屋根が特徴的な「ギルドハウス」が立ち並んでいます。
  • ブルージュが国際貿易都市として繁栄した時代に富を築いたギルドたちの歴史の象徴です。
  • 職種ごとのシンボルが飾られているので、見比べるのも楽しいですし、お洒落に改装されたレストランやカフェ、土産物店で食事や買い物をするのも楽しいです。
哲太郎
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おしゃれに改装されて、土産物屋などになっています。ただここは観光の中心なのでちょっと高いです。街を散策して見つけたこんなところにって店にこれはっていう逸品があるもんです。

ブルージュ聖母教会

  • 10世紀以前から存在し、1361年「トゥルネー・ゴシック」様式で改築。ミケランジェロ作の彫刻「ブルッヘの聖母子像」があることが特に有名。
  • 尖塔は122mの高さを誇り、フランデレン地域で最も高い建築物の1つ。
  • 1720年代に製作されたパイプオルガンも必見。

街のどこからでも見えるので、街を散策するときに自分の位置を確認するランドマーク的に使える塔です。

救世主大聖堂(聖サルバドール大聖堂)

  • ブルージュ最古の教会。壮大なゴシック様式の塔の高さは99mもあります。
  • 内部は美しいステンドグラスや祭壇、説教壇、聖歌隊席、大きなタペストリーなど見所盛沢山。
  • 付属の博物館もあり、初期フランドル派のディルク・バウツやヒューゴ・ヴァン・デル・ゴースの作品などが展示されています。
哲太郎
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タイミングが良ければ荘厳なパイプオルガンの生演奏が聞けることもありますよ。

ベギン修道院

  • ベギン会修道院は、1245年フランドル伯爵夫人によって創設。周囲をレンガの壁で囲まれ、外界と隔てられた空間です。
  • 花が咲き自然豊かな美しい林の中にある建物、凛とした聖域のようにも感じられました。
  • この修道院は、「フランドル地方のベギン会修道院群」としても世界遺産に登録されています。

ベギン会とは12世紀に女性の自立支援のために設立された共同体です。修道院ですが神に仕える尼僧ではなく、女性が自立的な生活を営むための場所でした。

ブルージュ まとめ

  • 水辺の街ブルージュはその運河沿いを歩くだけで楽しい気分にさせてくれ、また奇跡的に残った中世の街並みが我々を魅了してくれます。
  • 我々はなぜか水辺が好き、哲太郎は泳げませんが運河の街は大好きです。北のベネチアいや「世界のブルージュ」としてもっともっと皆に愛される街になって欲しいです。
哲太郎
哲太郎

世界中に〇〇のヴェネチアって名乗る街はあるけど、水路が多いだけの街が多くガッカリすることがほとんど。このブルージュは将に「水の都」。北のヴェネチアかは判りませんが唯一無二の訪れるべき街です。

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