
バルセロナに行って天才建築家ガウディの作品を見たいんだ。どんな作品が見れるのか紹介してくれよ。

バルセロナの街の紹介の前にガウディの紹介もなんですが、バルセロナ=ガウディと言っても過言ではないほど彼の作品の見どころが多い街です。ちょっと紹介しますね。
バルセロナについて


州 | カタルーニャ州 |
---|---|
県 | バルセロナ県 |
コマルカ | バルサルネス |
司法管轄区 | バルセローナ |
面積 | 101.4 km² |
標高 | 13m |
人口 | 1,602,386 人 (2014年) |
人口密度 | 15,802.62 人/km² |
住民呼称 | barceloní/-nina |
守護聖人 | Virgen de la Merced [3] |
- スペイン第2の都市バルセロナ。アントニ・ガウディは1873年に、建築学を学ぶためバルセロナに移り住んで以来、この街を拠点に活躍してきた。現在も市内にはガウディの作品がたくさん残り、世界遺産にも登録されています。
- ガウディ作品を全部見るには最低2日は必要。今回9作品を私のおすすめ順にご紹介してみますので見学時の参考にしていただけると嬉しいです。

ガウディ関係の建築物からバルセロナを紹介するってか。面白そうだな。


アントニ・ガウディについて

アントニ・ガウディは、19世紀末から20世紀初頭にかけてバルセロナで活躍した建築家。カタルーニャ・モダニズムという芸術の復興期にあったバルセロナにおいて、唯一無二の名建築をいくつも世に生み出しました。
ガウディの建築スタイルは、自由で独創的な造形と色鮮やかで芸術的な装飾にあります。自然力学に則ったシンプルで合理的な構造は、多くの建築家たちに影響を与え、彼の作品は時代を超えて世界中の人々に愛されています。1984年にはその作品群が「ユネスコ世界文化遺産」に登録されました。
最後は路面電車に轢かれて死んでしまったガウディ。浮浪者と間違う程、粗末な身なりだったという。

路面電車にガウディが轢かれたとき、誰一人それがバルセロナの英雄ガウディだとは思わなかったそうです。
哲太郎のスペインドライブ旅行
- マドリード 2泊 マドリード観光
- マドリード近郊の街 トレド、セゴビア観光 各1日
- マドリード → コルドバ泊 列車で移動 コルドバ観光
- コルドバ → セビリア泊 列車で移動 セビリア観光
- セビリア → へレスデラフロンテーラ → カディス → アルコスデラフロンテーラ泊 レンタカーで移動
- アルコスデラフロンテーラ → ロンダ → ミハス泊
- ミハス → マラガ → カピレイラ泊
- カピレイラ → グラナダ泊 レンタカー返却
- グラナダ → バルセロナ(飛行機で移動) 2泊
- 移動費用の確認や掛かる時間など詳細はこちらからご確認ください。
バルセロナ 見どころ


サグラダファミリア
- バルセロナのガウディ建築観光のメインイベント。1882年から建設が始まるも、現在でも完成されない大教会です
- 晩年のガウディは1926年に亡くなるまで、このサグラダファミリア建設場に籠って建設に専念したという最後にして最大のガウディ遺産。
- 住所:Mallorca 401

私が初めて行った時はまだ半分もできていなくてこれがどんな教会になるのか想像もできない状態でした。塔は登れて上の方にビールの空き瓶とか使われていたのが印象的でした。


カサバトリョ
- ガウディが改装した実業家バトリョ氏の邸宅。カラフルなガラスやタイルの美しい装飾が、まるで絵本の中から出てきたようだと錯覚さえ覚えます。
- 夜のライトアップは暗闇に浮き出すように美しかったです。
- 住所:Passeig de Gracia 43

今はいわゆるマンションです。入り口を覗いていたら住人お方が中に入れてくれ、階段とか登らせていただきました。


カサミラ
- 実業家ミラ氏の依頼で設計した集合住宅。波打つような外観がガウディらしい独特の美しさを持っています。
- 屋上は観光客も登ることができ、古代ローマ戦士の兜の形を模したと言われる屋上広場を見学することが可能です。
- 住所:Passeig de Gracia 92

遠くから見てもそれがガウディの作品と一目でわかる印象的な建物です。屋上はちょっとしたテーマパークのような広場でした。


グエル公園
- バルセロナ市内が見渡せる小高い丘にある広大な公園。入り口には写真の様な可愛い?イグアナがお出迎え、公園内も色とりどりのタイルで飾られた装飾が可愛い公園です。
- 元々は集合住宅用に造られたとの事。
- 住所:Carrer de O’lot

資産家グエルとガウディの計画は公園ではなく壮大な居住地造設でした。当初は敷地内に60戸の建設を予定していましたが色々あって計画は頓挫、バルセロナ市が買い取って公園としました。

グエル邸
- ガウディが支援者でもあったグエル氏のために設計したガウディの気合が感じられる建築物です。
- モデルニスモ様式(19世紀末から20世紀初頭に好まれた装飾が派手な建築様式)の建築物で、タイルやガラスなどのカラフルな装飾が美しいと人気です。
- 住所:Nou de la rambla 3-5

グエル氏は織物工場、セメント工場、タバコ工場、石切り場、銀行、鉄道などを経営する資産家、ガウディに色々な建築を依頼し事実上のパトロンと呼べる存在でした。

カサビセンス
- 1885年に完成ガウディ初の大仕事、実業家ビセンス氏の邸宅です。ムデハル様式というイスラム建築にキリスト教の建築様式が混ざったもので、他のガウディ作品と異なり人気が有ります。
- 住所:Carolines 24

ガウディ31歳の時の作品ですね。のちの建物にも通じるタイルの装飾などが見られます。

グエル別邸
- 40年余り支援者としてガウディを支えたエウセビ・グエルのための守衛小屋と厩舎、門を設計しました。現在はバルセロナ大学の所有。
- 門の大きな口を開けたドラゴンの装飾は見応えあり。
- 住所:Av.Pedralbes 7

ガウディがグエルのために設計した初めての建物。かなり大規模な建築計画でしたが、現在では門番小屋と屋内にある厩舎と運動場のみが現存しています。

サンタテレサ学院
- 少ない資金で建設されたそうだが、厳格かつガウディらしい独創性もあるカトリック系の学校。
- 積み上げられたレンガが、雰囲気あるたたずまいを持つ建物です。
- 住所:Carrer de Ganduxer 85-100

低予算のため派手さは有りませんがところどころにガウディらしさが見られ、ガウディ通好みの建物といわれています。

カサカルベット
- テキスティル会社のオーナーカルベット氏のためにガウディが設計した建物。
- 鍛造した鉄で作られた雰囲気のあるバルコニーは見どころです。
- 住所:Casp 48

第一回バルセロナ建築年間賞を受賞したガウディの作品。1969年にスペインの重要文化財に指定されました。残念ながら住居として使用されている為、内部の見学は出来ません。
バルセロナ ガウディまとめ
- バルセロナと言ったらサッカー? パエリア? やっぱりガウディでしょ。バルセロナを語る上でガウディの作品は欠かせません。今回はバルセロナで見ることができるガウディの作品を紹介しました。
- 私が行ったときはまだまだいつできるのかといった感じのサグラダファミリア。もう少しで完成するという。完成したらまた行こうと思う。ガウディの作品を見る為だけでも行く価値がある街です、バルセロナは。
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