ベルギーに行ってみたいんだけど、どんな国なんだろう?歴史のある国?治安は安全なのかな?気候は寒い暑い?英語は通じるの?
日本人にはフランダースの犬でお馴染みだけど、イタリアやフランスに比べてあまり行かないですよね。パリから直ぐに行ける美食と美景の国、それがベルギーです。
ベルギーについて
- パリから1時間半位で行ける国ベルギー。日本人にはフランダースの犬で馴染み深い国なのにあんまり行ったという人を聞かない。
- 哲太郎も初めは思い付きでパリからブリュッセル行きの電車に乗った。行って驚いたのはグランプラスの美しさと、ぶらっと入ったレストランの食事の美味しさ。
- それからベルギーが大好きになって、もう4回もベルギー旅行をしている。日本人の舌に合う食事、街ごとに違う顔を見せてくれる観光。大好きなビールも美味い。
- もっとみんなに行ってほしい国、それがベルギー!
本当に何を食べても美味しんです。フランス料理やイタリア料理の方が美味しいだろって? お金を出せば世界中に美味しい料理ってあると思うのですが、ベルギーは大衆レストランで食べられる料理が本当に美味しいんです。
ベルギーの情報
ベルギー
- 正式名称:ベルギー王国
- 首都:ブリュッセル
- 人口:約1,120万人
- 面積:約3万2,545km²
- 人種・民族:フラマン人、ワロン人
- 宗教:キリスト教、その他
- 言語:オランダ語、フランス語、ドイツ語
- オランダ語を話すフラマン人、フランス語を話すワロン人、ドイツ語を話す人々
- 通貨:ユーロ
- ビザ:観光ビザ不要
- 電圧:220ボルト 50ヘルツ
- プラグ:Cタイプ SEタイプ
- 水:硬質水
- 時差:-8時間
- サマータイム:3月最終日曜~10月最終日曜前の土曜-7時間
首都ブリュッセルは欧州連合(EU)の主要機関の多くが置かれているため「EUの首都」とも言われており、その通信・金融網はヨーロッパを越えて地球規模なんですよ。
ベルギーの歴史
中世史(5世紀から15世紀)
年代 | できごと |
5世紀 | ガリア地域を統一したクロヴィス1世が即位し、メロヴィング朝フランク王国が成立。ガリア・ベルギカの領域もその支配下に入り、王国の中心地へ。 |
9世紀 | ヴェルダン条約によりフランク王国の国土が3分割され、ベルギー西部を含むフランドル地方は中フランク王国の支配下になる。 フランドル地方(ベルギー・フランス北部にまたがる地域)を支配したフランドル伯が成立する。 |
11世紀 | ムーズ川流域でモザン美術が栄えた。優れた芸術作品が生まれ、フランク王国における芸術の中心地に。 |
12世紀 | ベルギーで織物業が発展し、北西ヨーロッパの経済の要となった。 |
13世紀 | 神聖ローマ帝国の力が弱まり、フランスやイングランドの干渉を受けるようになる。フランドル伯(現在のベルギー北部)がフランスに併合。 |
14世紀 | ブルゴーニュ公国により、現ベルギー、オランダ、ルクセンブルクにあたる地域が政治的に統一され、ネーデルラントと呼ばれる。 |
15世紀 | ブリュッセル、アントウェルペンなどで商業化・工業化が加速。 |
フランク王国、フランドル伯、フランス併合、ブルゴーニュ公国かあ。いろんな支配の歴史なんだなあ。
近代史
年代 | できごと |
1914 | 第一次世界大戦が勃発、ドイツが中立国ベルギーに侵攻。これを受けイギリスが、ロンドン条約の規定に従いドイツに宣戦布告。 |
1939 | 第2次世界大戦の勃発、ドイツ軍のベルギー占領。ベルギーは中立政策をとるも、ナチス・ドイツの侵攻を受け降伏。ベルギー政府はイギリスに亡命。 |
1944 | ベルギー解放。連合軍によりベルギーが解放される。 |
1948 | ベネルクス三国(ベルギー、オランダ、ルクセンブルク)による経済同盟「ベネルクス関税同盟」が発効。同年に北大西洋条約機構の先駆とされるブリュッセル条約が締結。 |
1949 | 北大西洋条約機構に加盟 |
ベネルクス(Benelux)の名称は、それぞれの国名の初めの方の文字から成る頭字語だったなんて学校では習わなかったですね。 ベルギー – ネーデルランド(オランダ) – ルクセンブルクで Benelux。知りませんでした。笑
ベルギーの治安
- ベルギーは治安の悪い国ではありません。
- しかし、ブリュッセルなどの都市部では観光客を狙った犯罪が増加している様です。
- スリや置き引き、盗難などに十分に注意して旅を楽しみましょう。
2024年1月現在、外務省の海外安全ホームページでは危険情報は出ていませんが、何年かに一回爆弾テロとか起こっています。スリ以外にも気を付ける必要がありますね。
英語は通じるの?
- 日本国内と比べれば英語は通じます。
- ベルギーは地域によってオランダ語、フランス語、ドイツ語を話し、ベルギー人だからと言ってすべての言語を話せる訳ではないため、英語が共通語となってるようです。
私も英語は苦手ですが、ホテル探す、レストランで注文するとかで苦労はしてません。観光業に従事する人は相手の話を聞く努力してくれますからね。笑
ベルギーの気候
- 東京より比較的過ごしやすい。
- 5月ごろまでは天候が変わりやすく、薄手の上着を用意することをお勧め。
- 6~8月は雨も少なく過ごしやすい。
- 9~10月からは曇りの日や霧雨も多くなる。
- 冬の寒さはそれほどでもないが、内陸は寒さが厳しい。
夏ばかり4回行ってますがベルギーで雨に降られたとか、暑すぎて参ったとかの記憶はないですね。過ごしやすいです。
ちょっとベルギーへ入国
- パリからブリュッセルは日帰りでも行ける距離。パリからぶらっと電車に乗ってブリュッセルのグランプラス観光でも行ってみるのはいかがでしょう。
- 私も初めの1回はパリからちょっとベルギーでも行ってみるかの思い付きでした。ベルギーの美しさ、美食にハマり、次のヨーロッパ旅行はベルギー周遊にしました。
- お勧めです。パリからちょっと足を延ばしてベルギーまで。
- 特価チケットの確認はこちらが便利。
所要時間 | 料金 | |
電車 | 1.5~2時間 | 55~110ユーロ |
バス | 約4時間 | 10~70ユーロ |
前にパリからショートトリップ5選のブログ書いたんですが、ベルギーが私の一推しでした。TGV(高速鉄道)で1.5時間程度で来れるんですよ。
ベルギー まとめ
- パリから日帰りで余裕で行って来れる国。
- 高額なレストランではなく、大衆レストランの安い食事が本当に美味しい国。
- ブリュッセル、ブリュージュ、アントワープ、ゲント、それぞれが違う顔を持ち、違う美景を見せてくれるのが嬉しい。
- パリまで行ったら、パリ近郊の観光もいいけど、日帰りでいいからベルギーまで足を延ばしてほしいなあ。
ビール大国でもあるベルギー。色々な種類があって、フルーツビールはあんまりだったけど、それぞれの店にそれぞれのローカルビールがあって、頼むのも楽しい。
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