悩み人
ヨーロッパには大聖堂っていうのがやたらあるけど、絶対見ておくべきっていうのはどれだろう。また大聖堂と教会って何が違うの? 大きい教会?
哲太郎
見るべきっていう価値観は色々あるけど、それではヨーロッパにある世界遺産に登録されている14の大聖堂をご紹介します。大聖堂と教会は〇〇が有るか無いかだけです。笑
大聖堂とは
- 「大聖堂」(カテドラル)とは、司教の座る椅子「カテドラ」(ギリシャ語)の有る聖堂のこと。教区というキリスト教の行政区ごとに1人司教がいて、司教がいるかいないかの違いです。
- 「教会」「礼拝堂」との違いは司教座の有無で祈りの場としての違いはない。上の質問「大聖堂と教会って何が違うの?」の答えは「椅子」があるか無いかです。笑
- 財力を持つ大聖堂は、重要な「聖遺物」を所有していることが多い。聖遺物とは、キリストの受難や、聖人の遺体の一部などを指し、古い時代から崇敬の対象とされてきた。
- 今回はヨーロッパにある特徴的な大聖堂で世界遺産になっているものを調べました。ミラノ大聖堂など当然世界遺産だと思っていたが世界遺産ではない様子。間違いや漏れがあったらごめんなさい。どなたかご指摘ください。
ヨーロッパ 世界遺産大聖堂の場所
ヨーロッパ世界遺産の14大聖堂
① サン・ピエトロ大聖堂
- バチカン市国
- カトリック教会の総本山
- 「聖ペトロの遺骸」が聖遺物。
- キリスト教の教会建築としては世界最大級。
- 床面積2万3,000m2。
② モデナ大聖堂
- イタリア/モデナ
- モデナの守護聖人聖ジェミアヌスの墓所を祀る。
- ランフランコらによって建造されたロマネスク様式とゴシック様式の融合した傑作。
④ ノートルダム大聖堂
- フランス/パリ
- ゴシック建築を代表する建物であり、パリのシテ島にあるローマ・カトリック教会の大聖堂。
- 左側のポルタイユには、聖母マリアの聖母被昇天の主題が取り上げられている。
- キリストが受難の際に被った「イバラの冠」が聖遺物。
⑥ モン・サン=ミシェル
- フランス/ノルマンディ地域マンシュ県
- 主要部はゴシック様式だが、内部はさまざまな中世の建築方式の混合構成。
- 15mもの潮の満ち引きは必見。
- 尖塔は1897年に完成、金のミカエル像は彫刻家エマニュエル・フレミエによって製作。
⑨ ケルン大聖堂
- ドイツ/ケルン
- 正式名称はザンクト・ペーター・ウント・マリア大聖堂(聖ペトロとマリア大聖堂の意)。
- 高さ157メートルの双塔を持ち、ゴシック様式の建築物としては世界最大。
- 「東方の三博士の遺骸」が聖遺物。
⑩ カンタベリー大聖堂
- イギリス/カンタベリー
- イングランド国教会の総本山。
- 全長160m、幅47m、高さ72m
- 近くの聖オーガスティン修道院、聖マーティン教会とともに世界遺産に登録。
- 初期ゴシック様式を基礎として身廊と翼廊が垂直式ゴシック様式で改築。
⑭ シャルトル大聖堂
- フランス/シャルトル
- フランスで最も美しいゴシック建築といわれる。
- マリアの「サンクタ・カミシア(Sancta Camisia、聖衣)」が聖遺物。
- 美しいステンドグラスが数多くあることで有名。
世界遺産14大聖堂 まとめ
- ヨーロッパが好きで26回行っている哲太郎でもまだ行けていない世界遺産大聖堂が沢山ある。
- 隣町まで行っているのに、見学できてないなどの大聖堂もあり、もっと早くから調べて旅行の際には見落とし等ないようにせねばと、少し後悔しました。
- 旅行って、行ってる時も楽しいですが、行く前の下調べも本当に楽しいですね。私自身、勉強になりました。
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