ディンケルスビュール! ロマンチック街道の秘宝ディンケルスビュールの見どころ7選 

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困っ太くん
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ロマンチック街道のディンケルスビュールって「ロマンチック街道の秘宝」って呼ばれているんだって? いったいどんな街なの? 見どころは? 1日で回れる?

哲太郎
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木骨組の家が可愛らしい街ですよ。この街の観光は難しいんです。主要な見どころを見るだけなら半日も有れば観光できるのですが、街を散策するとフォトスポットが本当に多く、時間が経つのを忘れてしまう街なんです。

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ディンケルスビュールについて

ディンケルスビュール市内地図
ロマンチック街道略図

ディンケスビュール

連邦州バイエルン州
行政管区:ミッテルフランケン行政管区
郡:アンスバッハ郡
標高:海抜 442 m
面積:75.16 km2
人口:11,882人
人口密度:158 人/km2
行政庁舎の住所:Segringer Straße 30
91550 Dinkelsbühl
ウェブサイト:www.dinkelsbuehl.de
  • ディンケルスビュールは第一次大戦、第二次大戦でも殆ど戦火を浴びていない非常に珍しい街とのこと。そのため城壁や建物は建築当時の姿を色濃く残し、中世にタイムスリップできます。
  • 街はたいして大きくなく、半日もあれば特徴ある朱色の屋根や木組みの街並みを堪能出来ます。しかし街を詳しく堪能しようとすると1日以上は掛かってしまいます。時間が足りないと思ってしまう観光に難しい街。
  • 見どころはマルクト広場、城壁、ネルドリンガー門、聖ゲオルク教会、ドイチェハウスといったところでしょうか。
哲太郎
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ディンケルスビュールは、ヴェルニッツ川沿いに位置する。この「川と草地のロマンティック」とか「ロマンティック街道の秘宝」と呼ばれています。

ディンケンスビュールへの行き方

  • バスローテンブルクからはロマンティック街道バスを使って約1時間。市庁舎の裏手広場にに着く。ネルトリンゲンからは所要約50分
  • 電車:近くに電車路線や駅がなく、結局ローテンブルクか、ネルトリンゲンからバスを利用する。
  • レンタカー:ローテンブルクからは1時間弱で到着できる。一本道で判り易い。途中で日本語の「ロマンチック街道」の小さな看板が見られます。

ディンケンスビュールの見どころ7選

マルクト広場

  • 旧市街の中心の広場、黄色にオレンジ、赤、緑と、鮮やかな色彩の木骨組の可愛い家が並んでいます。
  • ドイツの街には多いマルクト広場、名前の由来は市場(マーケット)、どの街でも市場は街の中心地。
  • 住所:Weinmarkt 3, 91550 Dinkelsbuhl
哲太郎
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ディンケルスビュールといえばこのマルクト広場のカラフルな木組みの家ですよね。窓辺の花も溢れるほどに咲いていてとても奇麗でした。

城壁

  • 城壁は登れるところは少ないが、外側の小道をぐるりと散策できる。
  • 内部の旧市街の色鮮やかさと違って、落ち着いた色合いの石造りの城壁沿いに歩きながら、形の異なる4つの門塔と14の塔を巡るのも楽しいです。
哲太郎
哲太郎

この街、塔が多いんですよ。宿敵の街が多くて見張り台が沢山必要だったんでしょうけど、塔が多い街っていいですよね。

ネルトリンガー門

  • 次の街ネルトリンゲンに向かう街道口に立っている門、門を入ると、聖ゲオルク教会があり、教会を中心とした一帯には歴史博物館やマルクト広場がある街の中心
  • 実は街の北側、ローテンブルクに向かう入り口にはローテンブルガー門がある。
哲太郎
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北のローテンブルクに向かう入り口にはローテンブルガー門、南のネルトリンゲンに向かうのはネルトリンガー門、判りやすいですよね。

聖ゲオルク大聖堂

  • 1448~1499年、建築家ニコラウス・エーゼラーと子孫によって建てられたゴシック様式とロマネスク様式が混在したハレンキルヘスタイルと呼ばれる様式。
  • 天井の高さ21mの幾重にもアーチが重なる曲線美の大きな空間、窓が大きく意外な程に明るい。後期ロマネスク様式の塔の上は展望台として、街並みが一望できます。
  • 住所:Kirchhoeflein 6, 91550 Dinkelsbuhl
哲太郎
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竜退治の聖ゲルギオスを奉った大聖堂ですね。塔やリブヴォールトの天井などゴシックの特徴をよく示す美しい教会でした。

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歴史博物館

  • 街の歴史を紹介する博物館。600品以上の貴重な遺品が展示され、結構見応えがある。
  • 三十年戦争の際の貴重な品、ドイツの中世の歴史などの品が展示されている。
  • 住所:Altrathauspl14,91550Dinkelsbuhl
哲太郎
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街の800年以上の歴史を語る博物館。 中世の帝国都市へと発展、三十年戦争における衰退、ナポレオン戦争による帝国支配が終焉。またウェストファリア条約以降のカトリックとプロテスタントの共存についても趣き深いです。

農家の塔

  • 16世紀に建てられた町を囲む塔の中で最も特徴的な塔。塔の上に木組みの家が乗っている姿が可愛いと人気。
  • 住所:Unterer amauerweg, Dinkelsbuhl
哲太郎
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童話かおとぎ話に出てきそうと人気の塔です。塔の上の木組みの家なんてこれ以外に見たことありません。

ドイチェハウス

  • 1440年に建てられた木骨組みの家で、現在はホテル・レストランとなっている。
  • 木骨組の家は各階毎に独立した箱のような構造物を積み上げて、それをかすがいで固定して造る工法とのこと。
  • 住所:Weinmarkt 3, 91550 Dinkelsbuhl, Bavaria
哲太郎
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500年以上も経っている木組みの家なんて凄いですよね。日本では室町時代ですよ。それが現役で使われているってまた凄いです。

ディンケルスビュール まとめ

  • 第二次世界大戦で戦火を免れた、電車で行くことが難しく観光化が遅れた。色々な理由はあるのだろうが中世の街並みや塔が昔の姿で残っている。我々、観光客にとっては嬉しい街。
  • ガイドブックに載っているような見どころは半日もあれば見て回れるが、ちょっと裏道にはいると思わずカメラを向けてしまう可愛い街並みや、木骨組の家が並び、時間が経つのを忘れてしまいます。時間が足りない街、ディンケルスビュール。笑

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