トレド! マドリードから日帰りで行ける街、行き方は? 見どころは?

旅のblog
困っ太くん
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スペインの首都マドリードから日帰りで行ける街トレドを紹介してくれよ。行ったら絶対外せない見所は? 観光に何時間必要? 歩いて回れるの?

哲太郎
哲太郎

見どころが多いですが日帰り可能ですよ。見逃せない見どころを7つ紹介しますね。基本的に歩いて回れます。夏はシエスタに注意して効率的に回りましょう。

トレドについて

トレド市街地図
スペインの中のトレド
 カスティーリャ=ラ・マンチャ州
 トレド県
面積231.76 km²
標高529m
人口83,334 人 (2014年[1]
人口密度359.57 人/km²
住民呼称toledano/-a
守護聖人San Ildefonso、Santa Leocadia
  • トレド(Toledo)はスペイン・カスティーリャ=ラ・マンチャ州のムニシピオ。カスティーリャ=ラ・マンチャ州の州都であり、トレド県の県都である。
  • 1561年にマドリードに首都が移るまで、政治・経済の拠点として繁栄した街で、その当時の姿がそのまま残っているため「16世紀で歩みを止めた街」と言われている。
  • 1986年、トレド大聖堂など旧市街全域が古都トレドとしてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。現代化をまぬがれ、古代ローマから西ゴート王国、後ウマイヤ朝、スペイン黄金時代といった2千年紀にわたる文明の痕跡を残していることなどを評価。
  • かつての西ゴート王国の首都であり、中世にはイスラム教・ユダヤ教・キリスト教の文化が交錯した地である。「町全体が博物館」と言われ、タホ川に囲まれた旧市街は世界遺産に登録されている。また、ルネサンス期のスペインを代表するギリシア人画家のエル・グレコが活躍した町としても有名。(Wikipedia抜粋)
困っ太くん
困っ太くん

街全体が世界遺産でその選出にあたりユダヤ教、キリスト教、イスラム教による異文化の混合が評価されたんだって、どんな街なんだ?

哲太郎のスペインドライブ旅行ルート

  1. マドリード 2泊 マドリード観光
  2. マドリード近郊の街 トレド、セゴビア観光 各1日
  3. マドリード → コルドバ 列車で移動 コルドバ観光
  4. コルドバ → セビリア 列車で移動 セビリア観光
  5. セビリア → へレスデラフロンテーラ → カディス → アルコスデラフロンテーラ レンタカーで移動
  6. アルコスデラフロンテーラ → ロンダ → ミハス
  7. ミハス → マラガ → カピレイラ
  8. カピレイラ → グラナダ レンタカー返却
  9. グラナダ → バルセロナ 2泊

トレドへの行き方

  • バス:地下鉄PLAZA ELIPLITCA駅 ー トレド 約1時間 約10€
  • 電車:アトーチャ駅 ー トレド駅 約25分 往復22.2€

シエスタについて

  • シエスタはスペインの伝統的な長い昼休憩のことで、だいたい午後1〜4時の間で2時間ほど取るのが一般的です。一旦、職場や学校から帰宅して昼食を取り、昼寝をしてから仕事に戻る風習です。
  • なぜトレドでシエスタを紹介するかというと、ここでひどい目に会ったから。笑 私が行った時のトレドのシエスタは徹底していて、シエスタの時間、教会などの観光施設、カフェ、レストラン全てクローズしていました。唯一マクドナルドが開いていて、シエスタの間、マックで2~3時間つぶしました。
哲太郎
哲太郎

シエスタの間は教会や美術館なども休みって書きましたが、外は暑すぎて散策なんてできる筈ないから、シエスタの時間は外出させないのが当たり前なのかも知れません。

トレドの見どころ

アルカサル(軍事博物館)

  • トレドで最も目立つ建物。11世紀にイスラムの支配からトレドを奪還したアルフォンソ6世が要塞に改築したものです。
  • 城壁に囲まれたその姿は荘厳な威厳を持ち、現在は軍事博物館として内戦の惨劇を伝えています。
  • 住所:Calle de la Union Toledo
哲太郎
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アルカサルはスペイン語で「城」を意味し、アラビア語の「宮殿」もしくは「砦」を意味します。博物館というには大きすぎる建物です。スペインの惨劇の歴史が伺えます。

サンタ・マリア・デ・トレド大聖堂

  • スペイン・カトリックの総本山。160年をかけて完成されたゴシック様式の大聖堂です。
  • 複数の礼拝堂や総大理石の床、数え切れない美しいステンドグラスが内部を彩っています。
  • 住所:Calle Cardenal Cisneros, 1, 45002 Toledo
哲太郎
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この大聖堂にはトレド大司教座が置かれています。トレド大司教とはスペイン・カトリック教会の首位聖職者なんですよ。

ソコドベール広場

  • カフェやショップが連なり、観光案内所もあるトレド観光のへそと言える広場。旧市街地にあり古都トレドの歴史や雰囲気を味わえ、落ち着きと温かみが感じられる広場
哲太郎
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ソコドベール広場から観光ミニ列車「ソコトレン」が出ています。 約30分に1本出ていてトレド旧市街をゆっくり周って楽しませてくれます。

サン・フアン・デ・ロス・レイエス教会

  • 修道院として15世紀後半に建てられた教会。中庭を取り囲む回廊に静寂で神聖な雰囲気が漂います。
  • 1階の簡素なゴシック様式の天井と、カスティーリャとレオン王国の紋章が施された2階部分の豪華絢爛な格天井の対比も面白いです。
  • 住所:Calle de los Reyes Catolicos, 17, 45002 Toledo
哲太郎
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必見は回廊。1階がゴシック様式、2階がプラテレスコ、3階がムデハル様式と異なる様式が上手く調和して本当に美しい回廊です。

アルカンタラ橋

  • 古代ローマ時代に造られたトレドの入り口の1つ「アルカンタラ橋」。タホ川に架かる趣のある姿が人気です。
  • イスラム教徒との戦いで破壊・修復を繰り返し、様々な建築様式が入り混じりあい現在の姿なったそうです。
  • 住所:Calle Gerardo Lobo s/n 45001 Toledo
哲太郎
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トレドはタホ川の湾曲した陸地に造られた街、川側から街に入る為にはこのアルカンタラ橋ともう1つの橋を使います。それだけに橋は重厚で入り口には入場制限をする門が幾つもあります。

クリスト・デ・ラ・ルス

  • 10世紀にモスクとして建てられたトレドに現存する最古の建物、その後キリスト教の教会として使われました。
  • イスラム風のパティオから赤いレンガ造りの建物が特徴的なトレドの街並みを臨めます。異なる宗教文化が混在する独特の建築美が堪能できますよ。
  • 住所:Calle Cristo de la Luz, 22, 45002 Toledo
哲太郎
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アルフォン6世がトレドに入る時、「連れていた馬がこの教会の前でひざまずき、壁の中から光るキリスト像が見つかった」との逸話により、「光のキリスト教会」とも呼ばれています。」

サント・トメ教会

  • 14世紀に建てられたムデハル様式の塔を誇る教会。16世紀に描かれたエル・グレコの傑作『オルガス伯爵の埋』を所蔵していること有名です。
  • 少し余談ですがトレドの街は画家エル・グレコの終焉の地として知られ、エルグレコ美術館も見どころですよ。
  • 住所:Plaza del Conde, 4, 45002 Toledo
哲太郎
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グレコの絵は小さいものが多いがこの絵は縦4.8m、横3.6mもある大きいもので、天界と地上の2部構成になっており、上部には魂の昇天、下部には肉体の埋葬が描がれています。

トレドについて まとめ

  • スペインの首都マドリードから日帰りで行ける街として人気のある街トレド。ちいさな街だが見どころも多く、1日充実した時間が過ごせます。
  • タホ川が大きく湾曲したところにできた街、川に守られた要塞の様でもあり荘厳な威厳を持つ街でもある。アルカサル、大聖堂など見どころが多い街です。

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