悩み人
哲太郎、クロアチア旅行の時にぼったくり駐車場で36時間で5万円取られた話は読んだけどさ、26回も旅行していたらもっといろんな事件に合ってんじゃないの? 紹介してくれよ。
哲太郎
沢山あります。それじゃあ今日はその一部を紹介しますね。皆さんが同じような目に合わないように参考にしてください。
よくあるトラブルについて
- 26回も訪欧しているが運よく空港で荷物が出てこないなどのトラブルはありません。
- スリ未遂、ひったくり未遂というのは何度かあります。まあそういうのはイタリアが多いのですがイタリア人ではなく、移民のジプシーが多いのでこっちも身構えているから大丈夫なんです。
- 他にもフランスでドライブ中、一旦停止に気付かずあわや大事故にあいそうになった。スペインで乗るはずの電車が急に無くなって飛行機に乗り遅れそうになった、やっぱりスペインでホテル探す間だけ路上駐車していたレンタカーが警察のレッカー車に引かれて走り出したのを停めて許してもらったとか、色々あります。笑
- 旅仲間の友人の話ですが、現地で知り合った人がほぼ1日一緒に観光案内してくれた。信用し始めたら睡眠薬入りの菓子を貰って身ぐるみ取られ、病院で目が覚めたなんて話もあります。
- 今回は私の「やられたあ」ってのと、「助かったあ」ってのをいくつか紹介しようと思います。
哲太郎がヨーロッパであったトラブル 泥棒編
スペイン マドリード地下鉄ののコインばら撒きスリ
- マドリードの地下鉄のホーム。電車を待っていると同じホームの離れたところに若者たちが数人、こちらを見ながらヒソヒソ話している。
- 少しずつこちらに近づいてきて、電車が来た時には同じ入り口から電車に乗り込んできた。次の瞬間、床に数十枚のコインが落ちた。何事かと思ったらさっきの若者が、「あんたの足の下に俺の金がある、足をどけろ!」と私の足を持ち上げる。
- バランスを崩した次の瞬間、若者たちは一斉に電車から降りてホームを駆け出した。さっきバランスを崩した瞬間にズボンのポケットから財布を抜かれた。
- 慌てて追いかけるも見失ってしまった。直ぐにクレジットカード会社に連絡してカードは止めたのだが・・・。
帰国後の後日談
- 財布の中は3000円位しか入っておらず、クレジットカードも止めたので被害は最小限と思っていたが、23万円もの請求が来た。
- カード会社に連絡すると被害届を出して欲しいとのこと。スペインでの被害だが日本の警察で良いという。
- 神田警察に行ってお願いすると、「たまにあるんだよね、こういうの」ってさらさらっと書いてくれた。それをカード会社に提出したら請求は免責していただけた。良かったあ。
- 皆さん、ズボンのポケットなど位置が判ってしまう所に財布をしまうのは止めましょう!
モスクワ ウスペンスキー大聖堂でカメラレンズの抜き取りスリ
- モスクワのウスペンスキー大聖堂の入場チケットを購入する長い列。私の周りの若者が私の体をグイグイ押してくる。
- 以前のスペインのスリを思い出して、数か所に分散して持っている財布やクレジットカードの位置を確認、ぐっと身構えた。
- チケットを買う直前に若者たちは列から離れた。私の財布やクレジットカードは全部無事。良かったあ。
- 安心して教会の中に入って天井画の素晴らしさに一眼レフカメラを向けたらレンズがない。ちょっと笑ってしまった。
- スペインの時もそうだったが、警察に行ってもトラブル時の英会話は全く通じず、向こうも盗まれたお前が悪い、犯人なんか今更見つかる訳がないっていう態度。
哲太郎がヨーロッパであったトラブル ホテル編
フィヨルドの小さな街フラムで野宿!?
- ノルウェー首都オスロから北海の街ベルゲンに電車で移動中、7時間も変わらない風景に飽きてきて、地図を開いた。
- 途中下車すれば明日予定していたフィヨルドクルーズが今日できるかも知れない。全くの思い付きで途中下車。
- 電車を乗り換えてフィヨルド最奥地の街フラムに到着。ここで思い付きで行動したことを大後悔する。
- もう最終のフィヨルドクルーズ船は出てしまったとのこと。しかも戻る電車ももう終わっている。観光案内所に飛び込んだが小さな村でホテルも少なく、今日はどのホテルも満室。
- 絶体絶命状況の中、もう諦めて野宿の場所を探した。自分だけならいいが私の思い付きで野宿する嫁さんには悪い事をしたと野宿先を探す足も重たい。
- 野宿の場所を探していたら郵便受けに「INN」って小さくペンキで書かれている家を見つけた。祈る気持ちでノックすると離れの家に泊めてくれるという。やったーっ!
- 翌朝の朝食はその家の皆さんと一緒にその家の朝食をいただく。民泊っていうか、民家に泊めていただいた思い出。
オランダのホテルは水浸し
- 哲太郎は時差ボケが激しい体質。そのオランダのホテルでもバスタブに湯を張る僅かな間に寝てしまった。夜中にふと目が覚めるとバスタブから湯があふれて部屋中、水浸し。
- 廊下にも溢れ、隣の部屋の前まで水浸し。まずはホテルの関係者に見つからないようにバスタオルで廊下の水を絞り取る。何十回も絞ったがまだまだ水浸し変わらず。
- 作業していたら周りの部屋に泊まっていた人たちが、「オーノー」とか言いながらバスタオルを貸してくれた。もうホテルに連絡されてしまうだろう。弁償は5~10万円って所かなと覚悟したが誰も来ない。1時間半位かかって廊下、部屋の中の水を搾り取った。
- 翌朝の朝食時に、昨夜バスタオルを貸してくれた人がいたので改めてお礼を言うと「バレなかったかい」と笑っていた。
ヨーロッパ旅行のトラブル
- まあ全体的には大きなトラブルもなく旅ができていると思います。
- スペインの若者にコインばら撒きで財布を取られたときは、頭にきて足を持たれた際に殴ってやれば良かったと思ったが、あれから十数年たった今ではそんなことしなくて良かったと思っています。殴ったり、捕まえりすれば向こうも必死なのでナイフで刺されたりしたかも知れません。
- イタリアのジプシーもそうですが、手口を知っていれば備えることができます。ぜひ私の経験も参考にしていただきトラブルににあわないように気を付けて旅をお楽しみください。
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