南仏プロヴァンスに行ってみたいんだけど、どんな所なんだろう?歴史は?治安は安全なのかな?気候は寒い暑い?英語は通じるの?
プロヴァンス最高です。牧歌的な風景の中に個性的な街、村が点在し、美しい花々が街や街道を彩っています。気候も良いのも人気の要因。お勧めの旅行先ですよ。
プロヴァンスについて
プロヴァンス情報
プロヴァンス
- 位置:南フランスの南東部を占める地方。
- 名前の由来:ローマ時代のプロウィンキアにちなんでいる。
- 通貨:ユーロ
- ビザ:観光ビザ不要
- 電圧:220ボルト 50ヘルツ
- プラグ:Cタイプ SEタイプ
- 水:硬質水
- 時差:-8時間
- サマータイム:3月最終日曜~10月最終日曜-7時間
プロヴァンスといえばピーターメイルの「南仏プロヴァンスの12か月」。移り住んだ南仏で購入した石造りの家での生活。地元の人との関わり合いや、食文化、季節の移ろいがエッセイ形式で描かれたベストセラー。この本を切っ掛けにプロヴァンスブームのなりました。
プロヴァンスの歴史
年度 | できごと |
536 | ローマ帝国終焉後、フランク王国に含まれる。 |
947 | ブルグント王国内のプロヴァンス侯領となる。 |
1388 | ヴァール川東側の領土は失われてサヴォイア伯国に併合され、サヴォワ内でこの地方はニース伯領となった。 |
1481 | プロヴァンス伯領はフランス王ルイ11世が相続し、フランスの州となった。 |
ローマ帝国、フランク王国、ブルグント王国、サヴォイア伯国、プロヴァンス伯領、フランス王国領、1000年位の間に支配が次々と変わった土地なんですね。
プロヴァンス地方の気候
- 年間、300日は晴れていると言われるほど、雨が少なくカラッとしている。
- 冬暖かく、夏暑過ぎない、年間を通して過ごしやすいと言われるが、過信は禁物。冬に行ったら以外に寒かったなどの声もあるので服装には注意。
- ベストシーズンは5月から10月で、ほとんど雨が降らない地中海性気候の恩恵で、暑すぎず湿度が低く気持ちいい。
夏のプロヴァンスは3回行きましたが一度も雨に降られた日はありません。暑すぎず気持ちよく過ごせる気候でした。ごめんなさい。冬のプロヴァンス行っていません。
プロヴァンスの治安
- プロヴァンスはパリなどの都市部に比べ、治安がよく安心して観光できます。
- しかし過信はせずに、バックは斜めに肩掛けするなど用心に越したことはありません。
- ちなみにリタイア後に移り住む方などや富裕層がとても多い地域でもあります。
プロヴァンスは富裕層がリタイア後に移住するような地域。富裕層が多い街は治安もいいんだよな。残念だけど街の貧富で治安の良し悪しも変わってくるんだ。
英語は通じるの?
- 日本国内と比べれば英語は通じます。
- フランス人はフランス語に誇りがあるから他の言葉は話さないなどと、聞いたことあるかも知れませんが、私の印象はそんなことはありません。
- フランス人の1/3はフランス語しか話せないそうですが、観光地のホテル、駅、土産物屋、観光施設で英語に困ったことはありません。
哲太郎の英語レベルは下の中ってところですが、プロヴァンスで英語に困ったことはありません。観光業に携わる人は少なくとも私以上に英語が話せます。
プロヴァンスの代表的風景
- プロヴァンスのそれぞれの街はまた別途ご紹介しますが、プロヴァンスではこんな風景が広がっていますといった代表的な風景をご紹介します。
ラベンダー畑
- プロヴァンス地方全体的にラベンダーは見れます。
- 特に南仏の都市アヴィニョン(Avignon)から東へ50km、セナンク修道院がラベンダーの名所として有名。
セナンク修道院の他にも、ラベンダーで有名なのは「ヴァレンソル高原」や「ソー(Sault)」という村。6月から7月が見頃です。
牧歌的な風景
- ドライブ旅行をしていて素晴らしいのは、プロバンス地方は観光名所である街や村だけでなく、その移動する間で見れる牧歌的な風景が美しい事。
ゴッホ、セザンヌ、ピカソ、マティス、コクトー…プロヴァンスに魅了された芸術家はキリがありません。素朴で牧歌的な風景が彼らを魅了しました。
ポンデュガール
- フランス南部・ガール県のガルドン川に架かる水道橋。 その迫力と歴史を感じる趣に感動します。
プロヴァンス地方のあちこちに古代ローマ時代の遺跡などが残っています。このポンデュガールは何十キロも離れた街まで水を運んだ水道橋。大迫力と古代のロマンを感じる遺跡です。
古く趣のある街並み
- 近代的な建物がほとんどなく、昔ながらの街並みを維持し続けているのも魅力。
- 街に入ったとき、散策をするとき、なんだか心休まる街並みが多いです。
街の中には近代的な建物が全くなく、街に入ると中世にタイムスリップしたような錯覚を覚える街や村も少なくありません。ノスタルジーを楽しむのもプロヴァンス地方の楽しみ方です。
プロヴァンス まとめ
- 1996年、ピーターメイルの著書「南仏プロヴァンスの12か月」で一躍大ブームとなったプロヴァンス。その魅力は一時的なブームではなく、今でも観光客に大人気な旅行先です。
- 牧歌的な風景の中に、個性的な大小の街が点在し、街に着く度にワクワクさせてくれます。昔ながらの古い街並が本当に心地よい気持ちにさせてくれます。
- 雨が少なくカラッとして過ごしやすい気候も魅力で、私も3回ドライブ旅行をしましたが雨の記憶は全くなく、青い空、綺麗な花々という記憶だけです。
- いつか旅行ではなく暫くプロヴァンスで生活してみたいというのが私の夢です。
同じ南フランスでもコートダジュールのような近代的な街ではなく、「古さを楽しむ」的な観光ができる地域です。いつか住むような旅をしたいなあってホントに思います。
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