南フランス、プロヴァンスのアルルって綺麗な街だって聞いたんだ。行ったら絶対外せない見所は？ 観光に何日必要？ 歩いて回れるの？
歩いても１日で十分回れる街です。ゴッホが愛した街としても有名ですよね。色々な歴史的な施設が見れ、夏は郊外に広大なひまわり畑が広がっています。
アルルについて
- アルルは、南仏プロヴァンス地方にある街で、数多くの歴史的施設が見られ、ゴッホの愛した街としても知られています。
- プロヴァンス特有のオレンジの屋根と蜂蜜色の古い街並みが特徴的。世界遺産好きな方には「アルル円形闘技場」と「アルル古代劇場」が見られます。
- 他にも中世ロマネスク様式の「サン・トロフィーム教会」や「旧市街の街並み」、「ゴッホゆかりの観光スポット」も見逃せません。
ゴッホの有名な傑作「アルルの寝室」。今はオルセー美術館にありますがこの絵が日本人松方幸次郎氏のコレクションで、第二次世界大戦でフランスに没収された作品って知ってましたか？
アルルへのアクセス方法
- パリから
- 飛行機：パリ・オルリー空港～ニーム・アルル空港（60分）AIR LITTORALが就航
- 電車：パリ・リヨン駅～パリ～ＴＧＶで 3h20 アヴィニョン乗換えまたは直行
- マルセイユから
- 電車：マルセイユ・サン・シャルル駅～アルル駅便は1日数本。所要45分～53分。2等 16.90euro
パリからTGVで直行で行けるって聞くと手軽に行ける気がしてくるよな？
アルルの見所は？
アルル円形闘技場（Arènes d’Arles）
- 紀元1世紀に建設された2層60のアーチからなるローマ時代の闘技場。5〜6世紀には要塞として使用されていた。
- 収容人数2万人のフランスで最も大きい闘技場であり、世界遺産に選ばれている。
- 住所 ：1 Rond-Point des Arènes, Arles
- アクセス：アルル駅から徒歩10分
- 料金 ：大人€9（学生€7）、アルル古代劇場とセット
アルルの円形闘技場は、中世時代には要塞化され、場内には人々が家を建てて住み、一時は200軒程の家や２つの礼拝堂があったそうですよ。
アルル古代劇場（Théâtre antique d’Arles）
- 円形闘技場と同時期に建てられた階段式座席の劇場。現在もコンサートやオペラが開催されている。
- 住所 ：8 Rue du Cloître, Arles
- アクセス ：アルル円形闘技場から徒歩1分
- 料金 ：大人€9（学生€7）、アルル円形闘技場とセット
こちらもその後17世紀に再発見され、1827年から55年もの歳月をかけて発掘されるまで、地中に埋没して地上に民家などが建ち並んでいたそうです。
サン・トロフィーム教会（Eglise St-Trophime）
- 3世紀に初代アルル司教となった聖トロフィームの聖遺物を祀るために11世期に建設された。
- 最大の見所は回廊。柱の1本ずつに施された精巧な彫刻は一見の価値あり。
- 住所 ：6 Place de la République, Arles
- アクセス ：アルル古代劇場から徒歩1分
- 料金 ：回廊のみ€3.50
回廊の美しい彫刻は、イエスの生涯などのほか、地元プロヴァンスにゆかりのある聖トロフィムスや怪物タラスクなども描かれています。
ヴァン・ゴッホの橋（Pont Van Gogh）
- ゴッホの「アルルの跳ね橋」を再現した観光スポット、「ヴァン・ゴッホの橋」は少し郊外の場所にある。
- 住所 ：13200 Arles
- アクセス ：バス停Barriolから徒歩15分
ゴッホの絵とはちょっと違うがこの跳ね橋もアルルの観光名所の1つです。でも河岸が近代化されすぎていて絵のような趣がないですよね。
カフェ ヴァン・ゴッホ（Cafe Van Gogh）
- フォーラム広場の一角の濃い黄色のカフェが、ゴッホの「夜のカフェテラス」の舞台を模した店。
- 住所 ：5 Rue du Palais Arles
- アクセス ：サン・トロフィーム教会から徒歩1分
ゴッホの「夜のカフェテラス」にそっくりなカフェが街の中心「フォーラム広場」の一角にあります。夜に行くと絵の中に入れたような気になれますよ。
ひまわり畑
- ドライブ旅行でなければ見るのは難しいかもしれないが夏にはアルルの郊外に広大なひまわり畑が見られる。
- バスでプロヴァンスを回る旅をする方も見られるかもしれない。ぜひ見たいですよね。
プロヴァンスの青い空、眩しいばかりの光、果てしなく遠くまで続く真っ黄色の絨毯。このひまわり畑の風景見ただけでプロヴァンスにいるんだって思えてきます。
アルル まとめ
- プロヴァンス観光の起点にされる方も多いアルル。歴史的な建物、ゴッホゆかりの観光スポット、見どころ沢山の街です。
- 郊外には広大なひまわり畑が広がり、プロヴァンスに来たんだなあと実感する瞬間でもあります。
- 1日あれば十分に回れる街でもありますので、南仏訪問の際にはぜひアルルに訪れていただき、プロヴァンスらしさを体感してみてください。
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