ヨーロッパって世界遺産だらけじゃん。哲太郎がヨーロッパの世界遺産を10選ぶとするとどれか教えてくれよ。
ヨーロッパの世界遺産を10個選ぶって大変なんですよ。あくまで私の主観で選びました。来週には選択が変わっているかも知れません。笑
ヨーロッパの世界遺産(Wikipediaより)
哲太郎の好きなヨーロッパの世界遺産BEST10
ヴェネチアとその潟(イタリア)
- 「ヴェネツィアとその潟」として街全体が世界遺産に登録。世界文化遺産には6項目が評価されますが、6項目全てを満たしている世界遺産はヴェネツィアを含め僅か3件しかありません。
- この街には大動脈「カナル・グランデ大運河」から、毛細血管のように小さな運河が広がっており、地上も狭い路地ばかりで地図を持っていても中々目的地までたどり着けない。
- ヴェネツィアはこの「道に迷うことが楽しい」と思える不思議な街。狭い路地の向こうに広場が出てきたりすると「あれっ、こっちに出てきた」と地図を見直すことが多く、その広場が美しかったりすると自分だけのヴェネツィアを見つけた気がして嬉しくさえ思える街なんです。
パリのセーヌ河岸(フランス)
- 首都パリを流れるセーヌ川の川岸のうち、シュリー橋からイエナ橋までの中州であるシテ島とサン・ルイ島等、区域内に架かる橋を含む約8kmが世界遺産。
- 登録対象地区はパリの中心部であり、この地区には、ノートルダム大聖堂などの中世の建築群や、エッフェル塔などの近・現代建築群のように観光名所としてもよく知られた建築群が含まれる。
初めて行ったヨーロッパの都市がパリ。建物の高さ、窓の高さなどが揃えられ、遠くにも近代的な建物は視界に入ってこない。なんて美しい街なんだって感動したことを覚えています。東京もパリも大戦で破壊されたのに、近代化だけを進めた東京と、古き良き時代の復興を進めたパリ。
西ノルウェーのフィヨルド群(ノルウェー)
- 「フィヨルド」とはノルウェー語で「入り江」という意味を持ち、氷河による浸食作用によってできた複雑な入り江のこと。
- 特に有名なのが世界遺産に登録されたガイランゲルフィヨルドとネーロイフィヨルド。船や鉄道を使って圧巻のフィヨルド群を見ることができます。
実物を見るまで、日本の東北地方のリアス式海岸のスケールのデカい版程度に思っていました。でもスケールが違い過ぎました。海岸から内陸へ100km以上も入った大河のような場所が海だなんて本当に信じられないスケールです。本当に海なのか思わず水を舐めてみましたがしょっぱかったです。笑
バチカン市国 (バチカン)
- イタリアの首都ローマの中にある世界最小の国「バチカン市国」。大きさは東京ディズニーランドよりも小さい独立国です。ローマ法王が暮らすカトリック教会の総本山でもあります。
- 人口は600人程度、国旗も存在する立派な国で、国自体がユネスコ世界文化遺産に登録されています。
見るものすべてが昔見た教科書に載っていた世界。感動の連続の国です。またローマにありながらイタリアとは勤勉さが違います。同じ日にイタリアとバチカン市国で日本宛てに絵葉書を発送すると到着が10日位違います。ホントの話です。笑
モン・サン・ミッシェルとその湾(フランス)
- カトリックの巡礼地のひとつであり「西洋の驚異」と称され、1979年には「モン・サン=ミシェルとその湾」として世界遺産に登録された。
- 主要部はゴシック様式だが、内部はさまざまな中世の建築方式が混ざり合って構成されている。岩山の上に幾層にもわたり建造され続けた建築遺構も残る。
小島が1つそのまま大きな建物に見えるその荘厳な姿も訪れる価値があるが、もう1つ驚いたのはこのサンマロ湾の干満の差、潮が満ちてくるどころではない、まるで津波が来たように潮が押し寄せる。多くの巡礼者を飲み込んだというのも頷ける満ち引きです。
プラハ歴史地区(チェコ)
- プラハ市街中心部、ヴルタヴァ川の東岸に位置する旧市街から南の新市街まで、1992年、文化遺産として登録された。
- 西岸のフラッチャニ地区およびマラー・ストラナ地区、11世紀から18世紀にかけてのさまざまな時代様式の建築物が残る。プラハ城、カレル橋、ティーン聖堂、天文時計、聖ヴィート大聖堂、ほかたくさん。
プラハの凄いところは見どころがぎゅっと詰まっているところ。見どころと見どころの間の何気ない街並みも美しいし、路面電車などもいい感じ。街中が見どころ、フォトスポット。2度目のヨーロッパの選択肢にご検討ください、
バルセロナ アントニ・ガウディの作品群(スペイン)
- アントニ・ガウディ(1852年 – 1926年)は26歳の時、大富豪、エウゼビ・グエイと出会い、グエル公園、グエル邸の設計・建築を依頼されこれらを建設した。
- 1984年におこなわれた世界遺産会議においてバルセロナのパルケ・グエル、パラシオ・グエル、カサ・ミラの名称で登録を受けたが、2005年に追加登録をした際に現在の名前に改称した。
バルセロナ自体も美しく、楽しい街なのですが、街中で見られるアントニ・ガウディの作品群。それらが見どころっていうだけでなく、世界遺産なんだから嬉しくなってきます。一人の建築家の作品が世界遺産、世界中の人を集めるなんてなんて凄いことでしょう。
ドゥブロヴニク旧市街(クロアチア)
- ドゥブロヴニクは歴史的に海洋貿易によって栄えた都市で、1979年に世界遺産に登録された旧市街は「アドリア海の真珠」とも謳われる美しい街並みを誇る。
- ジブリの「紅の豚」の舞台となった街。「魔女の宅急便」(哲太郎は魔女の宅急便は北欧だと思っているが)の舞台とも言われている。
「アドリア海の真珠」の名に恥じない美しい街です。ぐるりと囲む城壁があり、1周回っても1時間もあれば散策できる大きさの街ですが、近代的な建物が全くなく中世の時代に迷い込んだ気になる街です。ロープウエイで高台から街を見下ろすこともできます。
エディンバラの旧市街・新市街(イギリス)
- エジンバラは英国の北部スコットランドの都市で、街自体がが世界遺産に登録されています。歴史的建造物の多い旧市街と18世紀以降にできた建物が多い新市街に分かれており、見どころ多い街です。
- 坂が多く絵になる街というだけでなく、イギリスでありながらイギリスと異なる文化を持つ街。散策が楽しい街です。
イギリスでありながらイギリスではないような不思議な感じがいい感じの国です。タータンチェックのスカート履いたバグパイプのおじさんがそこら中にいるし、坂の街はどこにカメラ向けても絵になるし、土産物も珍しいものが沢山あるし。
サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路(スペイン・フランス・ポルトガル)
- サンティアゴ・デ・コンポステーラはスペイン北部のガリシア州に位置し、12使徒の聖ヤコブを祀った寺院を中心に栄え、ユネスコ世界遺産にも登録された歴史ある街です。
- サンティアゴ・デ・コンポステーラには、聖ヤコブの遺骸があるとされている。道は1本ではなく、フランス、スペイン、ポルトガル各地より、サンティアゴ・デ・コンポステーラに向かって伸びている。
私はサンティアゴ・デ・コンポステーラには行ったけど、巡礼の道を歩いてはいないんですね。いつかこの巡礼路を自転車で走ってみたいんです。もちろんサンティアゴ・デ・コンポステーラの街も荘厳で素晴らしいですよ。
哲太郎の好きなヨーロッパの世界遺産BEST10 まとめ
- 10個に絞るなんてやらなきゃ良かったって後悔したほど悩みました。ヨーロッパ世界遺産で「ローマ歴史地区」「ヴェルサイユの宮殿と庭園」が入っていないなんておかしい。オランダ、ベルギーが入っていない。哲太郎はフィレンツェ好きって公言しながらフィレンツェを入れてない等、お𠮟りは真摯にお受けいたします。
- 15個にしようかとも考えたんですがいくつにしても悩むのは一緒。ローマはヴァチカンを、ヴェルサイユ宮殿はパリを選んだので、除いたんですが15個だったら入れてました。笑
- オランダ、ベルギー、オーストリア、ハンガリー、ロシア、ポルトガル、スロベニアも15個だったら入れてました・・・15じゃ足りない。笑
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